1.愛知県は6月18日、「あいち外国人の日本語教育推進会議(総合調整会議)」を名古屋市で開く。
2.会議では「あいち地域日本語教育推進センター」の事業実施状況と今後の方針を協議する。
3.外国人県民が生活に必要な日本語を学べる環境づくりは、地域参加と情報アクセスに関わる課題である。

愛知県は2026年6月18日午後1時から午後3時まで、名古屋市中区三の丸2丁目6-1の「あいち国際プラザ」2階アイリスルームで、「あいち外国人の日本語教育推進会議(総合調整会議)」を開く。会議は、愛知県が2020年4月に設置した「あいち地域日本語教育推進センター」の今年度の事業実施状況を確認し、今後の方針と事業内容を検討するためのもの。傍聴定員は10名で、事前申込制とする。
議事は、同センターの事業実施状況と、今後の方針・事業内容の2項目が予定されている。傍聴を希望する場合は、傍聴申込書に必要事項を記入し、愛知県県民文化局県民生活部社会活動推進課多文化共生推進室へ電子メールまたはファックスで申し込む。申込期限は2026年6月15日午後3時。希望者が定員を超えた場合は抽選となり、傍聴できない人にのみ連絡する。
愛知県の地域日本語教育施策は、外国人県民を単に「日本語学習者」と見るだけでなく、医療、福祉、教育、労働、災害時の情報取得など、生活の各場面で意思疎通を確保するための基盤づくりと関わる。日本語を十分に理解できないことは、行政手続、学校との連絡、地域活動への参加、相談窓口の利用を難しくする場合がある。日本語教育の機会を地域で整えることは、多文化共生施策であると同時に、外国人住民が必要な情報にアクセスし、自らの生活を判断するための条件整備でもある。
「あいち地域日本語教育推進センター」は、地域における日本語教育の関係機関と連携し、地域日本語教育の体制づくりを行う目的で設置された。県の社会活動推進課多文化共生推進室内に置かれ、日本語教育の推進に関する事業を実施している。今回の総合調整会議は、同センターの運営方針と事業内容を協議する場であり、県内の外国人県民がどの地域で、どのように学習機会へつながるかを検討する機会となる。
人権上の論点は、言語支援を「親切なサービス」にとどめず、生活上の不利益を減らす制度的な支えとして扱えるかにある。愛知県が公表した会議資料や協議内容が今後示されれば、あいち地域日本語教育推進センターの事業が、市町村、地域日本語教室、学校、企業、支援団体とどのように接続しているのかを確認する材料になる。6月18日の会議では、愛知県県民文化局県民生活部社会活動推進課多文化共生推進室が、今年度事業と今後の方針を委員に示す。
愛知県「あいち外国人の日本語教育推進会議(総合調整会議)を開催します」
URL:https://www.pref.aichi.jp/press-release/2026-nihongokyoiku-suishinkaigi.html
