
こどもをめぐっては、いじめ、虐待、体罰、不適切な言動による指導、性犯罪・性暴力など、深刻な人権問題が後を絶ちません。こどもを保護の対象としてだけでなく、一人の人格を持つ権利の主体として捉えることが重要です。
こどもの人権問題では、大人の側が「しつけ」「教育」「冗談」と正当化しやすい点に難しさがあります。しかし、こどもに恐怖や屈辱を与え、安心して成長する基盤を損なう行為は許されません。家庭、学校、地域、インターネット空間など、被害が起きる場所が多様であるため、周囲の大人が異変に気付き、ためらわず支援や相談につなげることが不可欠です。