
刑を終えて出所した人やその家族に対する不当な差別的取扱いは、社会復帰を困難にする人権問題です。更生と再出発を支えるには、本人の努力とともに、周囲の理解と受け入れが必要です。
罪を償った後も、過去だけによって一方的に評価され続ければ、就職や住居の確保、地域社会との関係づくりは極めて難しくなります。そうした排除は、本人の更生機会を奪うだけでなく、家族まで偏見の対象にしてしまいます。もちろん、犯罪被害の重さを軽視することはできません。しかし、償いを終えた人に永続的な排除を課すことは、人権の観点からも適切ではありません。社会復帰を支えることは、再犯防止にもつながる重要な課題です。
刑を終えて出所した人及びその家族に関する主な相談窓口
刑務所を出所した人、保護観察を受けていた人、その家族や支援者が抱える生活、就労、住まい、孤立、偏見や差別の悩みについては、次の相談窓口を利用できます。
りすたぽ
刑務所等を出所した人、保護観察を受けていた人、その家族や支援者などからの相談を受ける法務省の地域相談窓口です。保護観察所の職員が困りごとや悩みを聴き、相談内容に応じて関係機関につなぎます。
みんなの人権110番
電話:0570-003-110
刑を終えて出所した人やその家族に対する偏見、差別、嫌がらせなど、人権に関する相談を受け付ける法務省の全国共通相談ダイヤルです。
全国 犯罪者更生・家族サポートネットワーク
受刑者教育、出所者支援、就労支援、犯罪をした人の家族やパートナーのケアに取り組む民間の全国ネットワークです。相談や問い合わせは公式サイトのフォームや公式LINEから行えます。