公益財団法人世界人権問題研究センターは、6月17日午後2時から4時30分まで、京都市下京区の同センター多目的スペースで、第9回「世人研発ふらっとプロジェクト」として「裁判と人権─『菊池事件』から再審制度を考える」を開く。京都弁護士会が協力し、参加料は無料。定員は60人で、先着順の事前申込制とする。空きがあれば当日参加も受け付ける。
企画では、映画「新・あつい壁」を上映する。同作は、ハンセン病患者が証拠不十分なまま逮捕され、ハンセン病であることを理由に差別的な裁判を受けたとされる「菊池事件」を題材とした作品。事件では1962年に死刑が執行された。センターの案内では、2026年1月に遺族による再審請求が棄却されたことにも触れ、60年以上を経て「何が変わったのか、何が変わらないのか」を考える機会とする。
当日は午後2時から2時30分まで、坂元茂樹・世界人権問題研究センター理事長・所長がミニ解説を行う。坂元氏は神戸大学名誉教授で、公益財団法人人権教育啓発推進センター理事長も務める。国際人権法学会理事長などを歴任し、国連総会で2010年に採択された「ハンセン病者・回復者に対する差別撤廃のための原則とガイドライン」の特別報告者を務めた経歴がある。
映画上映は午後2時40分から4時30分まで。あわせて同センターでは、6月17日から30日まで、土日を除き、ハンセン病・再審制度関連書籍の展示も行う。会場は京都市立芸術大学内A棟7階にある世界人権問題研究センターで、JR・地下鉄・近鉄「京都駅」から徒歩約6分、京阪「七条駅」から徒歩約8分。申込みはインターネット、電話、FAXで受け付ける。

公益財団法人 世界人権問題研究センター
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