1.認定NPO法人東京盲ろう者友の会が、2026年度後期「通訳・介助者養成講習会」の受講者を募集している。
2.講習会は10月4日から11月29日まで、東京都盲ろう者支援センターなどで休日を中心に開催される。
3.盲ろう者の移動、情報入手、意思疎通を支える人材養成は、社会参加の機会を確保する基盤となる。

認定NPO法人東京盲ろう者友の会は、2026年度後期「通訳・介助者養成講習会」の受講者募集を始めた。講習会は10月4日から11月29日まで、東京都盲ろう者支援センター(東京都新宿区岩戸町4)などで、日曜日を中心とする休日に開く。定員は42人。申込締切は8月10日で、書類選考の結果は9月上旬に申込者全員へ通知する。受講料は一般1万円、25歳以下の学生は無料で、別途テキスト代500円と実習関連費用がかかる。
同法人は、東京都の補助と八王子市の委託を受け、盲ろう者に移動とコミュニケーションの支援を提供する「通訳・介助者」を養成する。講習会を修了し、登録手続きを行った人は、東京都と八王子市の通訳・介助者派遣事業で、登録盲ろう者への支援活動に従事できる。受講は、平日に仕事や学業がある人も参加しやすいよう、10月から11月にかけて休日を中心に組まれている。
盲ろう者とは、視覚と聴覚の両方に障害のある人をいう。外出時の移動、周囲の状況把握、会話、手続き、買い物、医療機関の受診など、日常生活の各場面で、見えること・聞こえることを前提にした情報から取り残されやすい。通訳・介助者は、外出に同行して安全な移動を支えるだけでなく、その場で起きている出来事や会話の内容を伝え、盲ろう者本人の意思決定を補助する役割を担う。
講習会では、講義、演習、実習を通じて、盲ろう者支援に必要な知識と技術を学ぶ。聴者は音声での通訳技術、筆談や手書き文字でのコミュニケーション技術を学び、聴覚障害者は触手話や弱視手話での通訳技術、筆談や手書き文字でのコミュニケーション技術を学ぶ。修了後には、手話スキルのある人を対象にした触手話・弱視手話での通訳や、指点字での通訳・コミュニケーションなどを学ぶ現任研修会も用意されている。
人権上の論点は、支援を「善意の同行」にとどめず、本人の社会参加と自己決定を支える専門的な仕組みとして整える点にある。視覚障害と聴覚障害が重なる場合、情報保障がなければ、移動先で何が起きているか、誰が何を話しているか、どの選択肢があるかを把握しにくい。通訳・介助者の養成は、盲ろう者が地域で暮らし、外出し、人と関わり、必要な手続きや活動に参加するための条件整備である。
東京盲ろう者友の会は、受講検討者に向けて、講習会の様子や通訳・介助者の役割を紹介する動画も公式YouTubeチャンネルで公開している。問い合わせ先は、認定NPO法人東京盲ろう者友の会・東京都盲ろう者支援センター。電話は03-6228-1282で、受付時間は平日午前9時30分から正午までと、午後1時から5時まで。メールはtokyo-db@tokyo-db.or.jpとしている。
認定NPO法人東京盲ろう者友の会「盲ろう者の移動とコミュニケーションを支える『通訳・介助者』を養成」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000133172.html
認定NPO法人東京盲ろう者友の会「通訳・介助者養成講習会」
URL:https://www.tokyo-db.or.jp/support/training-session/

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