アークス、D&I推進策を公表

アークスグループは、サステナビリティの重点施策として「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」を掲げ、多様な人材が能力を発揮できる職場環境の整備を進めている。正社員、パートナー社員、アルバイト社員を含めた従業員数は3万人超に及び、同社は働き方の変化が地域の雇用慣行にも影響を与えると説明している。

同社は、ダイバーシティ推進プロジェクトを設置し、女性活躍、男性の育児休業取得、外国人の採用などを進める。働き方の柔軟化では、半日有休制度、育児・介護者の時短勤務制度、DXや生産性向上の取組を挙げた。小売業では店舗運営を支える人材の確保が継続的な課題となっており、同社は多様な従業員が働き続けられる環境づくりを人手不足対策にもつなげる考えを示している。

具体的な取組では、役職・階層別研修を通じた能力開発支援、女性管理職の継続的な登用、年齢や障害の有無を問わない業務配置や環境整備を挙げる。2025年2月末時点の女性管理職比率は7.3%。今後は、管理職候補となる女性従業員の早期発掘、実践機会の提供、グループ各社における登用数の見える化と継続的なモニタリングを進めるとしている。

従業員保護の施策としては、「アークスグループカスタマーハラスメント対応基本方針」を策定し、社内周知や相談体制の整備を進めている。今後は、同方針に基づく対応マニュアルの整備と従業員向け研修の充実により、店舗現場での対応力を高める。アークスグループは、北海道、東北、北関東に食品スーパーなどを展開しており、ラルズ、ユニバース、ベルジョイス、福原、道北アークス、道東アークス、伊藤チェーン、オータニなどのグループ各社を通じて、D&Iとカスタマーハラスメント対策を横断的に進める。

アークス「取ろうよ!育休」ポスター
出典

人権ニュース編集部

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