パナソニック、介護施設向けにトイレ入退室検知機能を提供開始

パナソニック ホールディングスとVieurekaはこのほど、介護施設向け介護業務支援サービス「ライフレンズ」の新機能として、居室内のトイレ利用状況をリアルタイムで可視化する「トイレ入退室検知」を開発し、2026年4月から提供を始めると発表した。入居者の生活状況を把握しやすくし、介護スタッフの巡視や確認業務を支援する狙いがある。

パナソニックのライフレンズ

新機能は、Vieureka製のAIセンシングカメラに専用アプリを追加して利用する仕組みで、既存導入施設では新たな機器を設置せずに機能を拡張できる。実証や先行運用ではトイレ入退室の検知率90%以上を達成したといい、介助や排泄誘導の適切なタイミング判断、不要な訪室の抑制、夜間業務の効率化などへの活用を想定している。

同社は、AI処理をカメラ内で完結させるエッジAI構成を採用し、映像などプライバシー性の高いデータをクラウドに送信しない点を特徴としている。スタッフには必要な情報のみをアイコン表示するため、入居者のプライバシーに配慮しつつ、居室からトイレに至る見守りを一つの画面で行えるという。介護人材の負担軽減と入居者の安眠やQOL向上の両立を後押しする技術として、介護現場のデジタル化に一定の影響を与えそうだ。

出典

パナソニック ホールディングス株式会社
URL:
https://news.panasonic.com/jp/press/jn260327-1

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