
公益財団法人かながわ国際交流財団は6月17日、オンラインの多文化共生セミナー「ともに暮らす~難民受け入れの現場から見えること~」を開く。時間は18時30分から20時までで、Zoomの接続入室は18時から。定員は120名、参加費は無料としている。
セミナーは、6月20日の「世界難民の日」を前に、日本に逃れてきた難民の生活と地域での受け入れを考える内容で構成する。財団は、2025年末時点で日本に暮らす在留外国人数が412万人、神奈川県内でも30万人を超え、過去最高を更新していると説明している。言語、文化、来日の経緯が異なる住民と地域社会がどう関わるかを、難民支援の現場から考える企画である。
講師は、認定NPO法人アルペなんみんセンター理事・定住支援コーディネーターの松浦由佳子さん。アルペなんみんセンターは鎌倉市にあり、迫害から逃れた人たちのシェルターであるとともに、地域住民と難民が出会う場にもなっている。松浦さんは、国際協力機構(JICA)で開発途上国の貧困削減や災害援助に携わった後、2022年から同センターで定住支援を担っている。
難民受け入れは、出入国在留管理の制度だけで完結する問題ではない。住まい、日本語、医療、就労、地域での孤立防止など、生活の各場面で支援と理解が必要になる。今回のセミナーは、難民を遠い国際問題として扱うのではなく、神奈川県内の地域社会でともに暮らす隣人として捉え直す内容となる。
申込みは、かながわ国際交流財団の参加申込フォームで受け付ける。財団は、アルペなんみんセンターの活動紹介を通じ、日本における難民の現状と地域での受け入れの取組を具体的に知る機会として参加を呼びかけている。
公益財団法人かながわ国際交流財団「多文化共生セミナー 私たち一人ひとりが担う 多様性豊かな社会とは?―ともに暮らす~難民受け入れの現場から見えること~-」

