栃木GB戦で人権啓発 小学生以下150人に記念品

この記事のポイント

1.栃木県が6月28日、栃木ゴールデンブレーブスのホームゲーム会場で啓発活動を実施する。
2.小学生以下の先着150人に、球団創設10周年ユニフォームをデザインしたアクリルマグネットを配布する。
3.県は宇都宮ブレックスや栃木SCとも連携し、スポーツを通じていじめ防止や他者の尊重を伝えている。

栃木県のサムネイル

栃木県は6月28日、宇都宮市のエイジェックスタジアムで開かれる栃木ゴールデンブレーブスのホームゲームに合わせ、こどもを主な対象とした啓発活動を実施する。球団創設10周年のユニフォームをデザインしたアクリルマグネットを、午後1時30分からバックネット裏スタンド入場口で、小学生以下の先着150人に配布する。

試合は午後4時開始で、対戦相手は福岡ソフトバンクホークス3軍。試合前の午後3時44分から、フィールド内で栃木県人権啓発活動ネットワーク協議会による啓発時間が設けられる。県の「じんけん大使」を務めるとちまるくんと、法務省の人権イメージキャラクター「人KENまもる君」「人KENあゆみちゃん」が登場する予定だ。

栃木県人権啓発活動ネットワーク協議会は、栃木県、宇都宮地方法務局、栃木県人権擁護委員連合会などで構成される。県内のプロスポーツチームと連携し、フェアプレーの精神や友情、思いやりをこどもたちに伝える活動を続けている。スポーツのルールを守ることと、相手を排除せず公正に接することを結び付け、学校や行政施設とは異なる場所で人権尊重を伝える取組である。

栃木ゴールデンブレーブスとの連携は今回が初めてではない。2025年6月22日にも同じエイジェックスタジアムで、「いじめはアウト!させない勇気 見逃さない勇気」を標語に掲げ、フィールド上でのPRとオリジナル自由帳の配布を行った。2025年8月には栃木SC、2026年1月には宇都宮ブレックスの試合会場でも、横断幕や啓発物品を使っていじめ防止を呼び掛けている。競技や観客層の異なる複数のチームと連携することで、学校での講座だけでは接点を持ちにくいこどもや保護者にも情報を届ける構成となっている。

ただし、啓発物品を配るだけで、いじめや差別を防ぐ行動が直ちに定着するわけではない。今回のフィールド啓発で、フェアプレーが競技中の反則防止だけを指すのではなく、仲間の違いを認め、困っている人を見過ごさない態度にもつながることを、こどもに理解できる言葉で伝えられるかが実施上の要点となる。栃木県人権啓発活動ネットワーク協議会は6月28日、球団創設10周年の試合に集まる観客へ、キャラクターと記念品を通じてそのメッセージを届ける。

出典

栃木県「栃木ゴールデンブレーブスと連携した人権啓発活動の実施について」
URL:https://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/houdou/jinken_tochigigb2026.html

栃木県「県内プロスポーツチームと連携した人権啓発活動」
URL:https://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/prosports_jinken.html

栃木ゴールデンブレーブス「6/28(日)ソフトバンク戦『TGB BLACK SERIES/大和ハウス工業プレゼンツ』試合情報」
URL:https://tochigi-braves.jp/news/2026/06/05/16252/

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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