1.UNHCR駐日事務所は5月18日、親善大使MIYAVIさんがヨルダンの難民支援現場を訪問したと発表した。
2.MIYAVIさんはアンマンやザータリ難民キャンプを訪れ、現金給付、保健医療、地域活動などを視察した。
3.UNHCRは、6月20日の世界難民の日に合わせ、今回の訪問の詳細を発信する予定としている。

UNHCR駐日事務所は5月18日、UNHCR親善大使を務めるミュージシャンのMIYAVIさんが、5月中旬にヨルダンの難民支援現場を訪問したと発表した。訪問先は、首都アンマンやザータリ難民キャンプなど。近隣国から多くの難民を受け入れてきたヨルダンで、故郷を追われた人々の暮らしと、国際社会や受け入れ国による支援の現状を確認した。
MIYAVIさんは2017年にUNHCR親善大使に就任し、これまでレバノン、バングラデシュ、ケニア、タイ、コロンビアなどの難民支援の現場を訪問してきた。今回のヨルダン訪問では、家賃、食料、医療費など日々の生活を支える現金給付、難民の自立を後押しする地域活動、キャンプ内で提供される保健医療サービスなどについて説明を受けた。UNHCRは、これらの支援の一部が日本からの支援によって支えられているとしている。
アンマンでは、UNHCRのパートナーであるイエズス会難民サービス(JRS:Jesuit Refugee Service)が実施する音楽コースにも参加した。スーダンやイラクから避難してきた難民、ヨルダン人の若者たちと音楽を通じて交流したほか、ザータリ難民キャンプでは子どもたちと音楽やサッカーを通じて接した。著名人による現地訪問は、支援活動そのものに加え、遠い地域の難民問題を日本の読者や視聴者に伝える回路にもなる。
MIYAVIさんは、難民の数が増え続け、状況が悪化するニュースを見るたびに無力さを感じることがあるとしたうえで、現地で出会った人々について、子どものために働く親、音楽を愛し夢を追う若者、異国で人生を立て直そうとする女性たちの姿に触れた。UNHCRヨルダン代表のマリア・スタヴロプロウ氏は、今回の訪問を「日本の皆さまから寄せられている難民への連帯と支援を象徴するもの」と述べている。
ヨルダンは、シリアをはじめ近隣国からの難民を多く受け入れてきた国の一つである。UNHCRは、2024年のアサド政権崩壊以降、一部でシリアへの帰還の動きが見られる一方、不安定な状況が続き、多くの人々が支援を必要としていると説明する。人道支援資金の減少が深刻化するなか、UNHCRは6月20日の「世界難民の日」に合わせ、MIYAVIさんのヨルダン訪問の詳細を発信する予定としている。
UNHCR駐日事務所「UNHCR親善大使MIYAVI、ヨルダンの難民支援の最前線へ」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000161980.html

