大分県、6月20日に人生会議講座

この記事のポイント

1.大分県は6月20日、市民公開講座「人生会議ってなに?」を大分市で開く。
2.救急医療、在宅医療、ケアマネジメントの立場から、本人の意思を共有する取組を考える。
3.参加費は無料。定員は100名で、事前申込への協力を呼びかけている。

大分県人生会議ってなに?

大分県は6月20日、市民公開講座「人生会議ってなに?~大切な人と考えるこれからのこと~」を、J:COMホルトホール大分302・303会議室で開く。時間は午後6時から午後7時30分までで、受付は午後5時30分から。第30回日本救急医学会九州地方会の関連行事として実施する。

「人生会議」は、自らが希望する医療やケアについて、本人の意向を家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組を指す。医療や介護が必要になった場面で、本人の意思が確認しづらくなることは少なくない。講座は、そうした場面を想定し、本人の自己決定や尊厳をどう支えるかを、市民向けに考える内容となっている。

プログラムでは、大分中村病院消化器内科部長・救急科部長の松成修氏が「もしもの時に慌てないための話し合い~救急医療と人生会議~」をテーマに講演する。杉谷診療所院長の井上雅公氏は「みんなで拡げよう人生会議の“輪”」、大東よつば病院副院長の舛友一洋氏は「人生会議~あなたと大切な人のために、今、できること~」について話す。SJR大分ケアプランセンターのケアマネージャー、大原千香子氏も「ひとりでも、誰かとでも。~これからの安心をつくる“私の思い”」と題して登壇する。

医療や介護をめぐる意思決定は、家族だけで抱える問題ではなく、医療機関、在宅医療、介護支援の連携と結びつく。本人が何を大切にしたいのかを事前に言葉にし、関係者が共有しておくことは、終末期医療に限らず、急な病気や事故、認知機能の低下などの場面でも関係する。今回の講座は、救急医療と地域医療、ケアマネジメントの複数の立場から、人生会議を市民生活に引き寄せて説明する構成である。

参加費は無料。定員は100名で、当日参加も可能だが、定員の都合上、大分県はGoogleフォームによる事前申込への協力を呼びかけている。講座は大分県が「人生会議」を考える大分県民の会に委託して実施し、問い合わせは同会事務局である臼杵市医師会立コスモス病院地域連携室が受け付ける。

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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