大阪府、6月の集中相談は性的マイノリティ

この記事のポイント

1.大阪府人権相談窓口は、6月の人権問題別集中相談のテーマを「性的マイノリティの人権課題」とする。
2.府内在住・在勤・在学の本人や親族のほか、知人・友人、事業所等からの相談も受け付ける。
3.電話、LINE、面接、メール、FAX、手紙・はがきで相談でき、内容により専門相談の利用も可能。

性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう

大阪府人権相談窓口は、令和8年度の「人権問題別集中相談」として、6月のテーマを「性的マイノリティの人権課題」とする。大阪府から委託を受けた大阪府人権相談・啓発等事業が5月14日に案内したもので、1か月単位で人権課題を取り上げ、相談につながりやすい機会を設ける。

対象は、大阪府内に在住、在勤、在学する人とその親族など。本人だけでなく、知人・友人、事業所等からの相談も受け付ける。相談例として、容姿やしぐさ、性別について友人にからかわれること、親や友人、職場の人にカミングアウトするか悩んでいること、職場や学校でアウティングされたこと、相談先が分からないことなどを挙げている。6月以外でも、性的マイノリティに関する相談は可能としている。

相談方法は複数用意されている。電話相談は06-6581-8634で、月曜日から金曜日の10時から16時まで、受付は15時30分まで。第4日曜日も同じ時間帯で受け付ける。LINE相談は木曜日・金曜日の18時から22時までで、受付は21時30分まで。祝日と年末年始は除く。面接相談は事前に電話やメール等で日時を予約し、大阪府人権協会で行う。メール、FAX、手紙・はがきによる相談も受け付ける。

性的マイノリティの人権課題では、本人の性のあり方そのものではなく、周囲の偏見や無理解、学校・職場でのからかい、本人の同意を得ないアウティング、相談先の不足が生活上の不安につながる。とくにアウティングは、本人が誰に、いつ、どのように伝えるかを決める機会を奪い、職場や学校での関係、家族関係、心身の安全に影響を及ぼし得る。相談窓口が本人以外からの相談も受けることは、家族、友人、事業所が対応に迷った場合の入口にもなる。

大阪府人権相談窓口では、相談内容によって、弁護士等の専門家や、人権問題に取り組むNPO団体、当事者などによる「専門相談」を利用できる。専門相談には事前相談と事前予約が必要。相談料は無料で、秘密は厳守され、匿名での相談も可能としている。送付先は、一般財団法人大阪府人権協会大阪府人権相談窓口。大阪府は6月の集中相談を通じ、性的マイノリティに関する悩みを、本人だけでなく周囲の人や事業所からも受け止める体制を示している。

出典

大阪府人権相談・啓発等事業
URL: https://jinkensodan-keihatu.pref.osaka.lg.jp/202606-soudanmadoguchi/

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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