1.鳥取で結婚の平等にYES!実行委員会は7月5日、鳥取大学米子キャンパスでイベントを開く。
2.テーマは、ゲストトーク、映画上映、手話講座を通じて「誰もがハッピーに生きられる社会」を考えること。
3.同性婚と手話を組み合わせ、性的マイノリティとろう者・手話利用者の権利を横断的に扱う構成となる。

鳥取で結婚の平等にYES!実行委員会は7月5日、鳥取大学米子キャンパス臨床講義棟421教室で、「鳥取で結婚の平等にYES! ゲストトークと映画上映・手話講座を通して考える、誰もがハッピーに生きられる社会」を開く。時間は午前10時から午後0時30分まで。参加費は無料で、事前申込制となる。共催は、公益社団法人Marriage For All Japan-結婚の自由をすべての人に。
イベントは、同性婚と手話をテーマにした講座として企画された。プログラムは、挨拶、映画上映、トークイベント、手話講座で構成される。上映作品は、Marriage For All Japanのオリジナル・ドキュメンタリー映画「世界の同性婚ができる国に行ってみた!タイ編」。同性婚が制度化された国の状況を映像で紹介し、日本での婚姻制度のあり方を考える入口とする。
登壇者には、手話フレンズ代表のモンキー高野さん、手話通訳・手話講師の高島由美子さん、弁護士の佐藤倫子さんが予定されている。佐藤さんは日弁連同性婚法制化ワーキンググループ座長で、「結婚の自由をすべての人に」訴訟関西弁護団にも関わる。司会は、LGBTQ+活動家でMarriage For All Japan理事の松中権さんが務める。
同性婚をめぐっては、法律上の婚姻が認められないことにより、同性カップルが相続、税制、医療、親子関係、在留資格などの面で不利益を受ける問題が指摘されてきた。全国各地で行われている「結婚の自由をすべての人に」訴訟は、婚姻制度から同性カップルを除外している現行法の憲法適合性を問うものだ。今回のイベントは、裁判や制度論を専門家だけの議論に閉じず、地域の市民が映画と対話を通じて考える場となる。
もう一つの軸である手話も、人権課題として重要である。鳥取県は、手話を言語として扱う条例を全国で初めて制定した県として知られる。手話を単なる福祉的支援の手段ではなく、ろう者が社会生活を営むための言語として尊重することは、情報アクセス、教育、就労、地域参加に関わる。今回の催しが手話講座を組み込んでいる点は、性的マイノリティの権利と、ろう者・手話利用者の権利を同じ場で扱う試みといえる。
人権啓発の現場では、個別課題ごとに講座が分かれやすい。だが、実際の生活では、性的指向、性自認、障害、言語、地域、家族関係などの属性や状況が重なって現れる。鳥取大学米子キャンパスで開かれる今回のイベントは、同性婚を制度の問題として扱うだけでなく、手話を通じたコミュニケーションを含めて、誰が地域の対話に参加できるのかを問い直す内容となる。
公益社団法人Marriage For All Japan-結婚の自由をすべての人に
URL:https://www.marriageforall.jp/topics/6784/

