東京都、6月2日に摂食障害啓発ライトアップ

この記事のポイント

1.東京都福祉局は6月2日、世界摂食障害アクションデイに合わせ、都庁舎などをパープルにライトアップする。
2.対象は都庁第一本庁舎、東京ゲートブリッジ、隅田川橋梁群で、摂食障害への理解促進を図る。
3.東京都は都立松沢病院を「摂食障害支援拠点病院」に指定し、相談支援や医療機関連携を進めている。

東京都の世界摂食障害アクションデイ

東京都福祉局は5月18日、6月2日の「世界摂食障害アクションデイ」に合わせ、都庁第一本庁舎や東京ゲートブリッジ、隅田川橋梁群をパープルにライトアップすると発表した。世界摂食障害アクションデイは、摂食障害で苦しむ人や家族、専門家、研究者、サポーターらが国境を越えて啓発と支援活動を行う取組で、2016年に始まった。東京都は、摂食障害に対する誤解や偏見の解消に向けた国内外の動きに呼応し、都内施設のライトアップで関心を喚起する。

都庁第一本庁舎のライトアップは、6月2日午後7時45分から午後10時まで実施する。場所は新宿区西新宿二丁目8番1号。プロジェクションマッピング上映のため、一部の時間帯は除く。東京ゲートブリッジは同日の日没から24時まで、江東区若洲の橋梁をパープルに照らす。隅田川橋梁群では、日没の15分後から午後11時までライトアップを行う。

摂食障害は、極端な食事制限と著しいやせを示す「神経性やせ症」と、むちゃ食いと体重増加を防ぐための代償行動を繰り返す「神経性過食症」に大別される。東京都立病院機構松沢病院の説明では、若年女性の発症が多いとされるが、性別や年齢にかかわらず発症する可能性がある。外見や体重だけで判断されやすい疾患でもあり、本人や家族が相談につながりにくい状況を生まないためには、疾患への理解と偏見の低減が欠かせない。

東京都は「摂食障害治療支援体制整備事業」に基づき、都立松沢病院を「摂食障害支援拠点病院」に指定している。同病院を中心に、急性期の摂食障害患者への対応、専門的な相談支援、他の医療機関や患者家族との連携・調整を行うほか、治療や相談支援に携わる関係機関の医師らに助言・指導を行っている。6月2日の都庁第一本庁舎、東京ゲートブリッジ、隅田川橋梁群のライトアップは、こうした支援体制を都民に知らせる入口にもなる。

出典

東京都「摂食障害を知ろう!6月2日は『世界摂食障害アクションデイ』都庁舎をパープルにライトアップします」
URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/05/2026051817

人権ニュース編集部

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