1.LGBTQ ここラテにいがたとカラフルブランケッツは、7月18日から20日まで新潟市で同性婚をテーマにしたパネル展を開く。
2.7月18日には、同性婚訴訟の原告カップルらが登壇するトーク&ライブも同じ建物内で開催される。
3.同性婚とパートナーシップ制度の違いを、地方で暮らす当事者の生活実感から考える企画となる。

LGBTQ ここラテにいがたと特定非営利活動法人カラフルブランケッツは7月18日から20日まで、新潟市中央区の新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で、パネル展「私たちだって“いいふうふ”になりたい展 in 新潟 YESをもっと!2026」を開く。会場は4階ギャラリー。時間は午前10時から午後8時までで、最終日の20日は午後5時で終了する。入場は無料で、誰でも参加できる。
主催はLGBTQ ここラテにいがたとカラフルブランケッツ。公益社団法人Marriage For All Japan―結婚の自由をすべての人にが共催し、電通と電通ライブが制作協力する。新潟で同パネル展が開かれるのは、2023年に続くものとされる。展示では、同性婚がなぜ必要なのか、同性パートナーシップ制度とどのように異なるのか、誰がどのような不便や不利益を抱えているのかを、同性カップルの写真やラブレターなどを通じて伝える。
7月18日には、同じりゅーとぴあ4階の練習室5で、LGBTQ ここラテにいがた主催のトーク&ライブ「まだ名もない にじんだ色へ ~今ここにある暮らし、私たちのこれから~」も開かれる。時間は午後0時30分から午後3時30分まで。定員は30人で、事前申し込み制となる。参加費は一般3,500円、高校生以下2,000円。ゲストとして同性婚訴訟原告の西川麻実さん、小野春さんが登壇し、新潟市在住の同性カップル、まさよさん、あやかさんもトークに参加する。ライブはピアノ弾き語りシンガーの岡村翼さん、司会はなかけんさんが務める。
同性婚をめぐっては、婚姻を異性間に限る現行法制の下で、同性カップルが相続、税制、親子関係、医療・福祉の意思決定などで法的保護を受けにくい状況が指摘されてきた。自治体のパートナーシップ制度は各地で広がっているが、法律上の婚姻そのものではなく、効力にも限界がある。今回の展示が「同性婚はなぜ必要か」「制度との違いは何か」を前面に出しているのは、自治体施策だけでは解消できない法制度上の差異を説明するためでもある。
人権上の論点は、婚姻制度へのアクセスが、単なる形式上の選択肢ではなく、家族として扱われること、生活上のリスクを減らすこと、地域で将来を設計できることに関わる点にある。地方で暮らす同性カップルの場合、都市部に比べて当事者の可視化や相談先が限られ、家族形成や子育てをめぐる悩みが表に出にくい。今回のトーク&ライブが「地方で暮らすこと」「子どもを育てること」「多様なセクシュアリティを生きること」を掲げているのは、婚姻制度の問題を抽象的な法論に閉じず、日々の生活と結びつけて語るためである。
パネル展は3日間にわたり、会場内にミニフラッグ作りやフォトスポットなどの参加型企画も用意する。LGBTQ ここラテにいがた、カラフルブランケッツ、Marriage For All Japanは、新潟市民芸術文化会館を会場に、展示と対話を通じて結婚の平等を考える場を設ける。
公益社団法人Marriage For All Japan―結婚の自由をすべての人に
URL:https://www.marriageforall.jp/topics/6629/

