神奈川県、家庭の対話促す運動を展開

この記事のポイント

1.神奈川県教育委員会は「ファミリー・コミュニケーション運動」を推進している。
2.毎月第1日曜日を「ファミリー・コミュニケーションの日」とし、施設優待やウォークイベントを実施している。
3.家庭内の対話を通じ、子どもが気持ちを表現する力や相手を思いやる意識を育てる取組である。

神奈川県ファミリー・コミュニケーション運動

神奈川県教育委員会は、「もっと、話そうよ。大切な家族だから。」をキャッチフレーズに、「ファミリー・コミュニケーション運動」を推進している。家庭での会話を大切にし、子どもたちが自分の気持ちを素直に表現する力や、相手を思いやる気持ちを育むことを目的とする取組である。

同運動は、いじめや暴力行為等の未然防止を目的に、PTA、学校、行政機関、企業が連携して進めている。神奈川県教育委員会は、少子化、核家族化、携帯電話やゲームなどの影響により、家庭内のコミュニケーション不足が指摘されているとして、家庭での対話を促す環境づくりを進めている。

具体的な取組として、毎月第1日曜日を「ファミリー・コミュニケーションの日」とし、家族で参加できるイベントや施設優待を実施している。県立金沢文庫、県立近代美術館、県立歴史博物館、県立生命の星・地球博物館、県立神奈川近代文学館では、優待券を持参した家族にファミリー優待割引を行う。観覧料は団体料金が適用され、18歳未満は無料とされている。

ウォークイベント「ファミリー・コミュニケーション・ウォーク」も実施している。家族で会話を楽しみながら地域を歩く企画で、参加費は1人300円、高校生以下は無料。神奈川県の掲載ページでは、令和7年度の予定として、横浜市、横須賀市、川崎市、横浜市保土ケ谷区・戸塚区方面のコースが示されている。

子どもの権利や教育環境を考える上で、家庭内の対話は、子どもが不安や悩みを言葉にする入口となる。神奈川県教育委員会の取組は、学校での指導や相談体制だけでなく、家庭、地域施設、PTA、行政が連携し、子どもの気持ちを受け止める関係づくりを促す点に特色がある。

イベント開催情報一覧

日程時間名称・内容集合場所解散場所距離
令和7年7月6日(日)午前9時30分集合都筑の緑道。山崎公園、くさぶえのみち、牛久保公園、ベルリンの壁、徳生公園、大塚歳勝土遺跡などを巡るコース山崎公園センター北駅5km
令和7年9月7日(日)午前9時30分集合くりはま花の国。神明公園、くりはま花の国、冒険ランド、ハーブ園、ペリー記念公園などを巡るコース神明公園南体育館7km
令和7年11月2日(日)午前9時30分集合麻生区の公園巡り。新百合ヶ丘駅、鶴亀松公園、むじなが池公園、王禅寺公園、弘法松公園などを巡るコース新百合ヶ丘駅新百合ヶ丘駅6km
令和8年2月1日(日)午前9時30分集合春よ来い!横浜市児童公園。星川中央公園、保土ケ谷公園、横浜児童遊園地、旧東海道などを巡るコース星川中央公園東戸塚駅8km

※上記は神奈川県ページに掲載されている令和7年度予定。2026年5月18日時点では終了済みの日程を含む。
※終了時刻は昼頃で、昼食時間は設けられていない。

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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