名古屋市、小中学生の人権作品展 奨励賞を16区別に月替わり展示

この記事のポイント

1.ソレイユプラザなごやは7月から10月まで、第53回「人権を理解する作品コンクール」の奨励賞作品を展示する。
2.名古屋市内16区を4区ずつに分け、1か月ごとに作品を入れ替える。
3.入賞に至らなかった作品にも発表の機会を設け、小中学生が捉えた差別や権利の課題を市民に伝える。

第53回人権を理解する作品コンクール 名古屋人権擁護委員協議会奨励賞作品展

なごや人権啓発センター「ソレイユプラザなごや」は2026年7月から10月まで、「第53回人権を理解する作品コンクール 名古屋人権擁護委員協議会奨励賞作品展」を名古屋市中区栄の同センターで開いている。奨励賞は、コンクールの入賞には至らなかったものの、優秀と認められた作品を名古屋人権擁護委員協議会が選定したもの。受賞者や学校関係者に限らず、開館時間中は誰でも鑑賞できる。

展示は名古屋市内16区を4つのグループに分け、月ごとに入れ替える。7月は千種区、名東区、天白区、瑞穂区、8月は中区、中村区、昭和区、中川区の作品を並べる。9月は熱田区、南区、港区、緑区、10月は西区、北区、東区、守山区が対象となる。各月1日から末日までを予定するが、休館日を除き、展示初日は入れ替え作業のため鑑賞できない場合がある。

「人権を理解する作品コンクール」は、愛知県内の小中学校に在籍する児童生徒を対象に、名古屋法務局と愛知県人権擁護委員連合会が実施している。外国人学校、特別支援学校、中等教育学校の児童生徒も応募対象に含み、ポスター、標語、書道の3部門で作品を募った。題材には、いじめ、児童虐待、高齢者、障害者、部落差別、外国人、ハンセン病、インターネット上の人権侵害、性的指向・性自認などが例示されている。

ソレイユプラザなごやでは2026年5月から、市内小中学生の入賞作品展も実施してきた。7月以降の奨励賞作品展は、最優秀賞や優秀賞だけで展示を終えず、選外となった作品の中からも、子どもが生活や学校、インターネット上で感じ取った問題を市民に示す機会を設けるものとなる。作品を制作する過程で人権課題を考える学校教育と、完成した表現を地域住民が受け止める社会教育を接続する展示でもある。

会場のソレイユプラザなごやは、伏見ライフプラザ12階にあり、開館時間は午前9時から午後5時まで。毎週月曜日が休館日で、月曜日が休日の場合は直後の平日が休館となる。名古屋人権擁護委員協議会が選んだ奨励賞作品は、10月末まで4区単位で入れ替えられ、市内16区の小中学生による表現を順次紹介する。

出典

なごや人権啓発センター ソレイユプラザなごや「第53回人権を理解する作品コンクール 名古屋人権擁護委員協議会奨励賞作品展」
URL:https://www.jinken.city.nagoya.jp/news/news.php?news_id=363

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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