埼玉県、5月18日からパパ育休職場改革大賞募集

1. 埼玉県は5月18日から、第3回「パパ育休から始める埼玉職場改革大賞」の募集を始める。
2. 対象は県内に事業所を置く中小企業で、男性育休を起点に職場改革を進める取組を表彰する。
3. 募集期間は8月31日まで。受賞企業は11月に発表され、同月下旬に表彰式を予定する。

埼玉県産業労働部雇用・人材戦略課は2026年5月14日、県内中小企業を対象にした第3回「パパ育休から始める埼玉職場改革大賞」の募集を、5月18日から始めると公表した。募集期間は8月31日まで。前身の「埼玉PX大賞」から数えて3回目となる表彰事業で、男性の育児休業取得をきっかけに、仕事と育児の両立を支える職場改革に取り組む企業を選ぶ。

対象となるのは、埼玉県内に事業所を置く中小企業。応募要件には、男性育休推進宣言企業への登録、多様な働き方実践企業の認定、男性従業員の育児休業等の取得実績、他社の参考となる波及性のある取組などが掲げられている。申請時点で未登録・未認定の場合でも応募できる場合があり、県は別途相談を受け付けるとしている。応募書類は「埼玉版働き方改革ポータルサイト」からダウンロードし、電子メールで提出する。

男性育休をめぐる表彰制度は、単に休業取得日数を増やす取組にとどまらない。職場の業務分担、管理職の理解、代替要員の確保、復帰後の働き方など、育児を担う従業員が不利益を受けずに働き続けられる環境整備と結び付く。育児や介護を特定の性別に偏らせない仕組みは、雇用の場における男女共同参画や職場内の公正な処遇にも関わる。

選考は、有識者等で構成する審査委員会による書類選考で行う。埼玉県は2026年11月に受賞企業を発表し、同月下旬に表彰式を開く予定で、受賞企業には知事から表彰状と副賞を贈呈する。第2回埼玉PX大賞では20社が応募し、大賞1社、奨励賞4社を選定した。大賞は行田市のサーパス工業株式会社、奨励賞は株式会社臼田、株式会社Gourd、株式会社高砂精密、松本興産株式会社が受けた。

県は関連制度として、「多様な働き方実践企業認定制度」と「男性育休推進宣言企業」を示している。今回の募集は、表彰を通じて個別企業の取組を県ホームページや表彰式で発信し、県内中小企業の採用や人材定着にもつなげる狙いがある。応募や制度登録に関する問い合わせは、埼玉県産業労働部雇用・人材戦略課働き方改革推進担当が受け付ける。

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人権ニュース編集部

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