1.三重県は、外国人住民向けのオンライン日本語教室「はじめてのにほんご」を実施する。
2.対象は、三重県内に住む16歳以上で、インターネット環境がありZoomを使える外国人住民。
3.申込期限は6月15日。地域日本語教室がない地域の人を優先する。

三重県は7月1日から、外国人住民を対象にした三重県オンライン日本語教室「はじめてのにほんご」を実施する。主に地域日本語教室が未整備の地域に住む外国人住民や、就労、子育てなどの事情により対面型の日本語教室へ参加しにくい外国人住民に、日本語学習と交流の機会を提供する。県環境生活部ダイバーシティ社会推進課多文化共生班が、5月14日に案内した。
教室はオンライン会議システムZoomを使って行う。6月24日9時から12時までの間に、参加準備として1人15分程度のインタビューを実施し、7月1日、8日、15日、22日、29日、8月5日の各水曜日に日本語教室を開く。時間はいずれも10時から11時まで。県は、準備日と教室日程の双方について、できる限り全ての日に参加するよう呼びかけている。
対象は、三重県に住んでいる16歳以上の外国人住民で、インターネット環境があり、Zoomを使用できる人。定員は15人程度で、参加費は無料。申込みが多い場合は、日本語教室がない地域の人を優先する。講師は三重県地域日本語教育コーディネーターが務める。申込期限は6月15日で、県ホームページに掲載された申込フォームから受け付ける。
地域日本語教育は、語学学習に限らず、生活情報へのアクセスを支える施策でもある。医療、学校、子育て、災害時の避難、行政手続、就労など、日常生活の多くは日本語による説明や書類を前提にしている。対面型の日本語教室が身近にない地域や、仕事・育児で決まった場所へ通いにくい人にとって、オンライン形式は学習機会の空白を埋める手段となる。
人権的視点からは、外国人住民が地域で孤立せず、必要な情報や支援につながれる環境をどう整えるかが論点となる。日本語が十分に分からないことは、本人の努力だけの問題ではなく、地域社会の情報提供や相談体制の設計とも関係する。三重県は、公益財団法人三重県国際交流財団を事業受託者とし、津市羽所町の同財団で問い合わせを受け付ける。
