C-Rights、子どもの声を軸に権利講座4回

この記事のポイント

1.国際子ども権利センターが、2026年9月から12月にオンライン連続講座を4回開催する。
2.社会的養護、海外ルーツのユース、チャイルド・セーフガーディング、地域実践を扱う。
3.第2回ではユースメンバー自身が講師となり、子ども・若者を発信の主体として構成する。

C-Rights 子どもの権利連続講座 第3弾

認定NPO法人国際子ども権利センター、通称C-Rightsは9月5日から12月5日まで、「子どもの声から社会を変える」を全体テーマとするオンライン連続講座を4回開く。子どもの権利を制度上の知識として学ぶだけでなく、家庭、施設、学校、地域活動の中で子どもの声をどう受け止めるかを考える。後日のアーカイブ配信にも対応する。

9月5日の第1回は、C-Rights理事で明星大学教育学部教員の坂井隆之氏が、児童養護施設、里親、親元で暮らす子どもの権利を取り上げる。社会的養護を特定の生活場所の問題に限定せず、家庭内で子どもの意見や安全が守られているかを含めて検討する。聞き手は全4回を通じ、C-Rights代表理事の甲斐田万智子氏が務める。

10月3日の第2回では、C-Rightsのユースメンバーが「Noヘイト Yes共生」動画プロジェクトを報告する。海外にルーツのある子どもと、共に活動するアライの子どもから動画を募り、差別や偏見に対する発信を続けてきた。支援者が子どもの経験を代弁するのではなく、ユース本人が活動の意味や社会に伝えたい内容を話す。

11月14日は、C-Rights会員でアムネスティ・インターナショナル日本の高橋美和子氏が、子どもや女の子の声とチャイルド・セーフガーディングを扱う。12月5日は、「こどもとまほうプロジェクト」代表の川上亜希子氏が、スウェーデンでの学びと千葉県南房総市での実践を紹介する。C-Rightsは全事業について、子ども、ユース、大人の権利を守るセーフガーディング指針に基づいて実施するとしている。

子どもの権利条約は、子どもの最善の利益、差別の禁止、生命・生存・発達、意見の尊重を基本原則とする。子どもの意見を聴くことは、発言の機会を形式的に設けるだけでは足りず、安全に話せる環境、発言後の不利益防止、意見をどう扱ったかの説明を伴う。今回の講座は、保護を扱う第1・第3回と、ユースの参加を扱う第2回を組み合わせ、保護と参加を別々の権利として切り離さない構成となっている。

参加費は各回、大人1500円、大学生700円、17歳以下無料。各回の開始2時間前まで、イベントサイト「Peatix」で申し込める。C-Rightsは9月から12月の4回を通じ、社会的養護、差別防止、セーフガーディング、地域教育を子どもの意見表明と結び付けて扱う。

出典

国際子ども権利センター「C-Rights 子どもの権利連続講座 第3弾」
URL:https://c-rights.org/renzokukouza_vol-3/

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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