飯塚市、7月4日から同和問題講演会12会場

この記事のポイント

1.飯塚市は7月4日から31日まで、令和8年度同和問題啓発強調月間講演会を市内12会場で開く。
2.講師は谷口研二さんと長野健一さん。部落差別問題を現在の課題として考える内容となる。
3.6月30日、7月1日、7月2日には、市内各所で街頭啓発も実施予定。

ボールペンやポケットティッシュなどの啓発物品の配布

福岡県飯塚市は7月4日から31日まで、令和8年度同和問題啓発強調月間講演会を市内12会場で開く。福岡県は毎年7月を同和問題啓発強調月間と定め、部落差別問題の早期解決に向けた啓発行事を実施している。飯塚市もこれに合わせ、各交流センターでの人権講演会や街頭啓発を行う。

講演会は、穂波交流センター、筑穂ふれあい交流センター、鯰田交流センター、頴田交流センター、幸袋交流センター、菰田交流センター、飯塚東交流センター、鎮西交流センター、庄内交流センター、飯塚片島交流センター、二瀬交流センター、立岩交流センターの計12か所で開催する。開演時間は午前、午後、夜間に分かれており、受付は各回の30分前から行う。

演題は2種類。7月4日と27日は、谷口研二さんが「人権・部落差別問題を『今・ここ・自分事』にするツボ」と題して講演する。7月9日、10日、21日、25日、28日、29日、30日、31日は、長野健一さんが「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」をテーマに話す。複数会場で同じ講演を実施することで、市内各地域から参加しやすい形を取っている。

同和問題は、被差別部落の出身であることや、特定地域に関わりがあるとみなされることを理由に、結婚、就職、地域生活などで差別を受ける問題である。2016年には部落差別解消推進法が施行され、国と地方公共団体に相談体制の充実、教育・啓発、実態調査などの対応が示された。飯塚市の講演会は、部落差別を過去の問題としてではなく、現在の地域社会で考える啓発機会となる。

街頭啓発は、同和問題啓発強調月間に合わせて6月30日、7月1日、7月2日に市内各所で実施予定。昨年度は、飯塚本町商店街、イオン穂波店、ゆめタウン飯塚などでボールペンやポケットティッシュなどの啓発物品を配布した。このほか、市役所や交流センターなどでのパネル展示、市役所、支所、交流センターでの横断幕、看板、懸垂幕の設置も行われている。

講演会開催一覧

開催日開演時間開催場所講師・演題
7月4日(土)10時00分~11時30分穂波交流センター 大ホール谷口研二さん「人権・部落差別問題を『今・ここ・自分事』にするツボ」
7月4日(土)14時00分~15時30分筑穂ふれあい交流センター 筑穂支所2F研修室1・2・3谷口研二さん「人権・部落差別問題を『今・ここ・自分事』にするツボ」
7月9日(木)19時00分~20時30分鯰田交流センター 第1・2・3研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月10日(金)14時00分~15時30分頴田交流センター 第2・3研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月10日(金)18時30分~20時00分幸袋交流センター 第2・3・4・5研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月21日(火)14時00分~15時30分菰田交流センター 大研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月25日(土)14時00分~15時30分飯塚東交流センター 大研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月27日(月)14時00分~15時30分鎮西交流センター 大研修室谷口研二さん「人権・部落差別問題を『今・ここ・自分事』にするツボ」
7月28日(火)14時00分~15時30分庄内交流センター 大研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月29日(水)14時00分~15時30分飯塚片島交流センター 大研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月30日(木)14時00分~15時30分二瀬交流センター 第5・6研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
7月31日(金)14時00分~15時30分立岩交流センター 第2・3研修室長野健一さん「人権・同和問題との豊かな出会いを~知って 学んで 自分育て~」
人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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