1.AAR Japan[難民を助ける会]は、6月19日から21日まで、モンベル渋谷店で世界難民の日に合わせた写真展を開く。
2.写真家・廣田比呂子さんが2026年5月にザンビア・メヘバ難民居住地で撮影した作品を中心に展示する。
3.6月20日にはトークセッションを行い、難民居住地で暮らす人々の日常や、本人たちが見ている世界を伝える。

AAR Japan[難民を助ける会]は6月19日から21日まで、東京都渋谷区宇田川町のモンベル渋谷店5階サロンで、世界難民の日に合わせた写真展「ここに生きる、いつもの日々 ~ザンビア・メヘバ難民居住地より」を開く。会期中の開場時間は午前10時30分から午後8時まで。入場は無料で、難民支援活動への寄付を呼びかける。
写真展は、アウトドア用品の株式会社モンベルと監視カメラの株式会社MIYOSHIの協賛で開催される。中心となるのは、写真家・廣田比呂子さんが2026年5月にアフリカ南部のザンビア・メヘバ難民居住地で撮影した作品である。AAR職員がアジアや中東などの難民支援の現場で撮影した写真も展示する。
6月20日の世界難民の日には、午後3時から午後4時まで、廣田さんによるトークセッションを行う。定員は50人で、事前申込者が優先される。会場では、廣田さんの写真を見ながら、難民居住地の様子、撮影時のエピソード、難民居住地で暮らす人々が見ている世界について語る。単に支援の必要性を訴えるだけでなく、被写体となった人々のまなざしや生活の時間を伝える構成である。
今回の展示で特徴的なのは、難民居住地に暮らす人々自身が「写ルンです」で撮影した写真も紹介する点にある。支援団体や写真家が外側から撮る写真だけではなく、居住地で暮らす人が自分の生活や周囲の風景をどう見ているのかを示す試みといえる。難民を「助けられる人」として固定するのではなく、日々の暮らし、家族、表情、視線を持つ生活者として伝える編集が意図されている。
人権上の論点は、難民を危機や悲惨さの象徴としてだけ描かないことにある。世界難民の日は、難民の保護や支援への関心を高めるため、2000年の国連総会で制定された国際デーである。紛争や迫害を逃れた人々は、避難先でも教育、医療、住居、就労、地域での受け入れなど多くの課題に直面する。同時に、避難先で生活を営み、子どもを育て、地域の中で関係をつくっている。写真展は、その両面を来場者に見せる場となる。
日本で難民問題を伝える際には、遠い地域の人道危機として語られやすい。だが、難民保護は国際社会の責任分担であり、日本国内の受け入れ、寄付、企業協賛、NGO活動とも接続している。AAR Japanがモンベル渋谷店で写真展を開くことは、国際協力の課題を都市部の商業空間に持ち込み、買い物や通勤の動線の中で難民の暮らしに触れる機会をつくるものでもある。
AAR Japanは、6月19日から21日までの3日間、モンベル渋谷店で展示を行い、6月20日のトークセッションを通じてザンビア・メヘバ難民居住地の生活を紹介する。廣田さんの写真と、居住地の人々自身が撮影した写真を並べることで、AAR Japanは「難民」という言葉の前にある一人ひとりの日常を渋谷から伝える。
特定非営利活動法人 難民を助ける会「『世界難民の日』に写真展開催:AAR Japan モンベル渋谷店で6月19-21日」
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000263.000009344.html

