ReBit、6月21日にdiverseeds説明会 LGBTQ/SOGIEユース支援

この記事のポイント

1.認定NPO法人ReBitは、18〜25歳を主な対象にした「diverseeds2026」を始動した。
2.LGBTQ/SOGIE分野に取り組む若者を、研修・メンタリング・東京合宿などで4か月間支援する。
3.6月21日にはオンライン説明会とトークセッションを開き、7月6日17時まで応募を受け付ける。

diverseeds2026

認定NPO法人ReBitは5月23日、LGBTQ/SOGIE分野に取り組む若者のリーダーシップ育成プログラム「diverseeds2026」を始動したと発表した。対象は、同分野で個人または団体として活動し、今後も取り組みたいと考える学生または18〜25歳の人。セクシュアリティは問わず、最大15人を募集する。プログラム期間は2026年9月から12月までの4か月間で、応募締切は7月6日午後5時。

diverseedsは、LGBTQ分野の課題解決や啓発に取り組むユースを支えるため、ReBitが2018年から実施してきたリーダー育成プログラムである。これまでに約100人の若者の活動を支援してきた。2026年度は、LGBTQアライ・リーダーシップ研修、企業・行政・学校・NPOなどで活動する先輩リーダーによるメンタリング、東京での合宿、同世代とのネットワーク形成を柱とする。東京合宿の交通費・宿泊費は主催者が負担する。

6月21日午後2時から3時30分までは、Zoomでオンライン説明会とトークセッションを開く。参加は無料で、事前申込制。当日参加できない人にも、申込者には記録動画を送る。説明会では、プログラム説明と質疑応答に加え、LGBTQ/SOGIE課題に取り組むユースリーダーや過去の参加者らによるトークセッションを行う。ゲストには、NPO法人東京レインボープライドYouthProject共同代表の中島幸乃氏が登壇する予定である。

この取組の意義は、LGBTQ/SOGIEをめぐる課題を、当事者支援や啓発活動だけに閉じず、若い世代が自ら社会の仕組みに関わる力を育てる点にある。SOGIEは、性的指向、性自認、性表現などに関わる概念であり、学校、職場、地域でのいじめ、孤立、就労上の困難、相談先の不足と結びつくことがある。若者が自分の経験や問題意識を言葉にし、行政、企業、教育現場、NPOと接点を持つことは、支援される側から施策や活動を担う側へ移る契機にもなる。

人権上の論点は、若者の参加機会そのものにある。LGBTQ/SOGIE分野では、当事者の声を聴くことが必要とされる一方で、若年層が安全に学び、発言し、実践を試せる場は限られやすい。ReBitのプログラムは、研修とメンタリングを組み合わせ、個人の活動を孤立させず、同世代や先輩リーダーとの関係の中で支える構成を取っている。これは、性的少数者をめぐる課題を「理解啓発」の段階にとどめず、担い手育成へ接続する試みといえる。

ReBitは、学校・行政・企業でのLGBTQやダイバーシティに関する授業・研修を2,400回、24万人以上に提供してきたとしている。diverseeds2026では、6月7日に代々木公園でピクニックトークも予定し、説明会前にも事務局やメンターと話せる機会を設ける。応募を検討する若者に対し、同団体は、LGBTQ/SOGIE分野での活動を4か月間で具体化する参加を呼びかけている。

出典

認定NPO法人ReBit「【18〜25歳のユース対象】LGBTQ/SOGIE分野の次世代リーダーを応援する4ヶ月のプログラム『diverseeds2026』が始動!6月21日にオンライン説明会を開催」
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000047512.html

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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