しんぐるまざあず、ひとり親1438世帯に食料支援

この記事のポイント

1.しんぐるまざあず・ふぉーらむは3月23日、ひとり親家庭1438世帯に食料パッケージを送った。
2.支援品は米5キロ、菓子、カップ麺、そうざいの素、靴下、コスメなどで、物価高の影響を受ける家庭を対象とした。
3.ひとり親家庭への食料支援は、子どもの食の確保だけでなく、親の尊厳や生活再建を支える取組でもある。

しんぐるまざあず・ふぉーらむのひとり親家庭1438世帯に支援パッケージ

特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむは3月23日、2025年度3月分の支援として、ひとり親家庭1438世帯に食料パッケージを送った。5月20日に公表した報告で明らかにした。対象は、20歳以下の子どもを扶養しているひとり親世帯で、離婚前に別居している世帯も含む。申込条件は、児童扶養手当を受給しているか、収入が同手当の所得制限限度額を超えていないこととした。

支援品は、米5キロ、チョコレート、グミ菓子、カップ麺、そうざいの素、靴下、コスメなど。物品は、つくばみらい市のふるさと納税、生活協同組合コープみらい、株式会社チュチュアンナ、麹町ロータリークラブ、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン、一般社団法人バンクフォースマイルズなどが寄贈した。資金面では、オリックス宮内財団が300万円を提供し、個人寄付も活用された。梱包・発送はココネット株式会社が担った。

報告には、受け取った家庭からの声も掲載されている。米の価格上昇を受け、「お米が入っていたので大変助かった」とする声や、春休み前に届いたことで食費負担が軽くなったとする声が寄せられた。新年度を前に、子どもの靴下や進学時に使う日用品が入っていたことへの感謝も目立つ。食料支援でありながら、コスメや靴下が含まれている点は、生活を最低限に切り詰める家庭に、親子の気持ちを支える要素を届けるものでもある。

人権上の論点は、ひとり親家庭の困窮を「家計の問題」だけに閉じ込めず、子どもの食、教育、健康、親の就労と生活時間の制約を一体で捉えることにある。学校給食がない長期休みは、家庭の食費負担が増えやすい。フルタイムで働く親にとって、すぐに食べられるレトルト品やそうざいの素は、単なる物資ではなく、食事を用意する時間と心理的負担を減らす支えになる。

子どもの権利の面では、安定して食べられることは、健康と成長の土台である。親の側から見れば、「食べさせられないかもしれない」という不安は、生活の尊厳を大きく損なう。しんぐるまざあず・ふぉーらむの「ほっとあんしん便」は、米や食品を届けるだけでなく、困窮する家庭が孤立していないことを伝える支援として機能している。

今回の1438世帯への発送は、つくばみらい市、コープみらい、チュチュアンナ、オリックス宮内財団、ココネットなど、自治体、企業、NPO、個人寄付が組み合わさって実施された。しんぐるまざあず・ふぉーらむは、物価高騰が続く中で、ひとり親家庭の食への安心を届ける取組として、3月分の「ほっとあんしん便」を報告した。

出典

しんぐるまざあず・ふぉーらむ
URL:https://www.single-mama.com/topics/hot_anshin20260323/

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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