三重県、子どもの居場所勉強会 条例と食品衛生を扱う

この記事のポイント

1.三重県が、令和8年度第1回「子どもの居場所づくり勉強会」の参加者を募集している。
2.開催日は2026年7月27日で、三重県子ども条例の理解と食品衛生の基本を扱う。
3.対象は、居場所運営者、関心のある人、関係団体、行政職員、社会福祉協議会職員など。

三重県の第1回「子どもの居場所づくり勉強会」

三重県子ども・福祉部少子化対策課は、2026年7月2日、令和8年度第1回「子どもの居場所づくり勉強会」の参加者募集を始めた。開催日時は7月27日14時から15時40分まで。会場は三重県教育文化会館3階第4会議室(津市桜橋2丁目142)で、受講料は無料。子どもの居場所に関わる人や、居場所づくりに関心を持つ人、運営支援を行う関係団体、行政職員、社会福祉協議会職員などを対象にしている。

第1回の主題は「子どもを守る居場所づくり」。内容は2部構成で、14時から14時45分までが「子どもの居場所×子ども条例」、14時55分から15時40分までが「子どもの居場所での食品提供」とされている。講師は、前半が三重県子ども・福祉部少子化対策課職員、後半が三重県医療保健部食品安全課職員。実施要項では定員30人とし、オンラインでのZoom視聴も可能としている。

三重県は、今回の勉強会について、「子どもの居場所」を継続して運営するため、運営に必要な基礎知識やスキルアップの学びを目的に実施すると説明している。初回では、三重県子ども条例の基本理念や目的を確認し、それが居場所事業とどのように関係するのかを扱う。食事提供を伴う居場所が多いことから、食品安全担当課が衛生管理、食中毒予防の基本、具体的なガイドラインや注意点も説明する。

子どもの居場所づくりは、食事、学習、遊び、相談、休息を一つの場に集めれば足りるものではない。こども家庭庁は、こども・若者本人にとって居心地がよいと思える場所、時間、人との関係性であれば居場所になり得ると整理し、大人が一方的に居場所を指定することは適当ではないとしている。運営者が制度や衛生管理を学ぶことは、活動を安全に続けるための前提であり、同時に、子どもの声を聞きながら場を調整する実務にも関わる。

人権上の論点は、子どもを保護や支援の対象としてだけ扱わない点にある。三重県子ども条例は、子どもの権利を保障し、生きづらさや困難を取り除き、子どもが将来に夢や希望を持ちながら成長できる環境づくりを進めることを目的に掲げている。居場所の運営では、事故防止や食品衛生の管理と、子どもが安心して過ごし、自分の気持ちを出せる関係づくりを切り離せない。

申込みは、登録フォーム、メール、FAXのいずれかで受け付ける。締切は7月21日正午。三重県は本事業の実施運営を社会福祉法人三重県社会福祉協議会に委託しており、申込みと問い合わせは同協議会総務企画部地域福祉課が担う。7月27日の勉強会は、三重県教育文化会館とオンライン視聴を併用し、少子化対策課、食品安全課、三重県社会福祉協議会が居場所運営の基礎を共有する場となる。

出典

三重県「令和8年度 第1回『子どもの居場所づくり勉強会』の参加者を募集します」
URL:https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0323600467.htm

参考 三重県「令和8年度 子どもの居場所づくり勉強会 実施要項」
URL:https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/001263130.pdf

参考 こども家庭庁「こども・若者の居場所づくり」
URL:https://www.cfa.go.jp/policies/ibasho

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

人権ニュース編集部をフォローする
福祉
シェアする
タイトルとURLをコピーしました