山梨県、6月10日に企業向け男女共同参画講座

この記事のポイント

1.山梨県は6月10日、経営者・管理職向け講座「人手不足時代を突破する企業経営とは」を甲府市で開く。
2.講師は白河桃子氏。女性・若者の活躍と多様な働き方を、企業経営の課題として扱う。
3.男女共同参画推進月間に合わせた講座で、人材確保と職場の参加機会を結び付ける内容となる。

「人手不足時代を突破する企業経営とは~女性・若者の活躍と多様な働き方が企業を強くする~」

山梨県は6月10日、経営者・管理職向け講座「人手不足時代を突破する企業経営とは~女性・若者の活躍と多様な働き方が企業を強くする~」を、甲府市川田町の山梨県立スタートアップ支援センター「CINOVA YAMANASHI」2階イベントスペースで開く。時間は午後2時から午後3時30分までで、開場は午後1時30分。定員は60人、参加費は無料。県が5月21日付で発表した。

講師は、昭和女子大学客員教授、iU(情報経営イノベーション専門職大学)特任教授で、ジャーナリスト、作家の白河桃子氏。山梨県は、6月の男女共同参画推進月間に合わせて講演会を開くとし、人手不足の時代を突破する企業経営について、「女性・若者の活躍」と「多様な働き方」から話を聞くとしている。申し込みは、県が案内する専用フォームで受け付ける。

企業向けの男女共同参画講座は、単に女性登用を促す啓発にとどまらない。人手不足が続く地域企業では、採用できる人材の範囲を広げ、育児、介護、学び直し、副業・兼業などを抱える人が働き続けられる職場設計が経営課題になる。女性や若者を「補助的な労働力」として扱うのではなく、意思決定や事業運営に参画できる人材として迎えられるかが問われる。

人権上の論点は、働く場における機会の平等と、生活上の制約を理由に能力発揮の機会が狭められない環境づくりにある。長時間労働を前提にした管理、転勤や残業に対応できる人だけを中核人材とみなす慣行は、結果として育児や介護を担う人、若い世代、地域で働き続けたい人の選択肢を狭める場合がある。多様な働き方を経営戦略として扱う今回の講座は、労働力確保と職場内の公正な参加を接続して考える機会になる。

山梨県総合県民支援局男女共同参画・多様性推進課が担当し、会場はJR石和温泉駅周辺のCINOVA YAMANASHIに置く。県内企業の経営者や管理職が、6月10日の講座で白河氏の講演を踏まえ、自社の採用、配置、育成、管理職登用を見直せるかが実務上の焦点となる。

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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