八代市、ゲートキーパーを「人権相談員だより」で周知

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八代市人権啓発センターは5月11日、「人権相談員だより」第2号を発行し、今月のテーマとして「ゲートキーパー」を取り上げた。副題は「働く仲間がゲートキーパー」。職場で元気がない、無表情になった、仕事のミスが増えた、遅刻や欠勤があるといった変化に気づいたとき、周囲の人が声をかけ、話を聴き、必要な相談窓口につなぐ役割を紹介している。

同だよりは、ゲートキーパーを「悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人」と説明した。役割は「気づき、声かけ」「傾聴」「つなぐ」「見守る」の4つに整理されている。声かけの例として、「最近、元気がないけど無理してない?」「よかったら、少し話しない?」を示し、傾聴では、本人が話す気になるまで待つこと、つなぐ場面では相手の了解を得ることを挙げた。

人権施策として見ると、今回の周知は、自殺予防やメンタルヘルスの啓発に限られない。悩みを抱える人が職場や地域で孤立し、相談先に届かないまま状況を悪化させることは、生活、労働、健康、家族関係にまたがる権利保障の問題につながる。厚生労働省もゲートキーパーについて、特別な研修や資格がなくても、誰でも担うことができる役割として説明している。

八代市は、全ての人の人権が尊重され、共に支え合い、共に生きることができる「共生社会」の実現を目指すとしている。今回のだよりでは、人権相談は本人だけでなく、家族や支援者など寄り添う人も利用できると案内した。相談は電話または面談で、相談日時は月曜から金曜の9時から17時まで。祝祭日と年末年始を除き、水曜日は相談員不在となる。人権相談窓口専用電話は30-1710。毎月11日は「人権を確かめあう日」として、八代市人権啓発センターが人権相談員だよりを通じた啓発を続けている。

出典

八代市「人権相談員だより 第2号」
URL:https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00326071/index.html

八代市「人権相談員だより第2号」PDF
URL:https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00326071/3_26071_153734_up_lbgsu6pj.pdf

厚生労働省「ゲートキーパーになろう!大人向け」
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/gatekeeper1.html

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