ジョイセフ、SRHR広報スタッフ1人募集 履歴書は性別・写真不要

この記事のポイント

1.国際協力NGOジョイセフが、SRHRに関する広報業務を担うアルバイトスタッフ1人を募集
2.時給は1,500~1,800円、原則週3~5日で、事前申請による在宅勤務にも対応
3.履歴書の性別記載と写真添付を不要とし、適性・能力を基準とする採用方針を明示

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公益財団法人ジョイセフは2026年6月16日、アドボカシー事業と国内事業の広報を支援するアルバイトスタッフ1人の募集を始めた。勤務開始は同年7月以降を予定し、適任者が決まり次第、受け付けを終了する。セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)やグローバルヘルスに関する社会課題を、市民社会や若者を含む多様な層へ伝える業務を担う。

担当業務は、ウェブサイトやSNSを使った情報発信の企画補助、調整、原稿案の作成、イベントや勉強会の広報、広報物の制作補助など。国内のパートナー団体と連携する「SRHR for ALLアクション!」や、世界140カ国以上の加盟協会で構成される国際家族計画連盟(IPPF)に関係する情報発信も含まれる。ジョイセフは、妊娠や出産、家族計画、性感染症予防などを通じ、本人が自分の身体や人生について情報を得て選択できる環境づくりに取り組んできた。

勤務場所は東京都新宿区四谷本塩町のジョイセフ四谷事務所で、事前申請と許可を条件に在宅勤務も認める。勤務は原則として平日週3~5日、午前10時から午後6時までのうち1日4~7時間程度。時給は経験や能力に応じて1,500~1,800円とし、交通費は月額2万5,000円を上限に実費を支給する。契約期間は当初3カ月で、双方の合意があれば2027年3月31日まで更新し、その後は1年ごとの更新契約となる。

必要な経験には、ウェブサイトやSNSを活用した広報業務、NGO・国際機関・企業などでの勤務、AdobeやCanvaを使った資料制作、Word、Excel、PowerPointの基本操作を挙げた。政策提言やアドボカシー活動の経験、TOEIC600点程度以上の英語力は歓迎要件としている。採用対象を特定の専攻や資格に限定せず、多様な価値観や意見を尊重できることも人物像に盛り込んだ。

採用手続きでは、履歴書への性別の記載と写真の添付を不要とした点が、人権上の論点と直結する。厚生労働省は、公正な採用選考について、応募者の基本的人権を尊重し、職務を遂行するための適性と能力を基準に判断するよう事業主に示している。厚生労働省の履歴書様式例でも性別は任意記載だが、ジョイセフは募集時点で性別と写真の双方を不要と明記した。選考前の段階で、職務能力と直接関係しない情報が判断に影響する余地を狭める運用といえる。

応募者は、性別欄と写真のない履歴書、A4用紙1枚程度の応募動機をメールで提出する。書類選考後の面接は対面で実施する予定で、メールの件名には「事業グループアルバイト応募の件」と記載する。SRHRを社会に伝える業務内容だけでなく、ジョイセフが採用過程で示した個人情報の扱いも、団体の活動理念を具体的に表す募集となっている。

出典

公益財団法人ジョイセフ「アドボカシー・国内事業の広報サポートスタッフ」
URL:https://www.joicfp.or.jp/jpn/2026/06/16/59002/

厚生労働省「公正な採用選考の基本」
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/newpage_56780.html

厚生労働省「新たな履歴書の様式例の作成について」
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_kouseisaiyou030416.html

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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