ぷれいす東京、LGBTQ+医療調査2,794人集計を公開

この記事のポイント

1.認定NPO法人ぷれいす東京が、LGBTQ+当事者の健康状態や医療ニーズを調べた「PRISM調査」の単純集計を公開した。
2.回答者数は2,794人、有効回答数は2,327人。調査期間は2025年6月1日から9月30日まで。
3.5月24日の活動報告会では、調査結果をもとに医療現場での課題を専門家と議論する。

ぷれいす東京のPRISM(プリズム)調査

認定NPO法人ぷれいす東京は4月、全国のLGBTQ+当事者を対象に実施した「PRISM調査」の単純集計結果を公開した。調査名は「誰も取り残さない医療のあり方を探る、LGBTQ+コミュニティ参加型調査」で、英語名は「Participatory Research for Inclusive and Supportive Medical care」。日本在住のLGBTQ+当事者の健康状態、性の健康、メンタルヘルス、医療ニーズを把握する目的で実施した。

調査期間は2025年6月1日から9月30日まで。WEB上で回答を集め、回答者数は2,794人、有効回答数は2,327人だった。実施主体は東京都新宿区の認定NPO法人ぷれいす東京で、同法人のCONSENTプロジェクトと共同して実施した。協力専門家には、医療法人社団マキマ会パーソナルヘルスクリニック横浜院院長の池袋真氏、NPO法人QWRCの桂木祥子氏、一般社団法人にじいろほっかいどう理事長の国見亮佑氏、一般社団法人にじいろドクターズの医師らが名を連ねている。

今回の公表は、行政施策や学術研究、医療従事者向け教育資料としての活用を念頭に置いたものだ。単純集計であるため、結果をそのまま日本全体の割合として読むことはできない。ただ、医療機関の受診時に性のあり方をどう伝えるか、過去の経験から受診を控えるかといった問題は、LGBTQ+当事者の医療アクセスに関わる具体的な課題である。診療や相談の場で、本人確認、問診、パートナーの扱い、メンタルヘルス支援がどう設計されているかを考える資料になる。

ぷれいす東京は5月24日、東京都新宿区高田馬場のワイム貸会議室高田馬場3階Room CとYouTubeライブによるハイブリッド形式で、2025年度活動報告会を開く。第2部のゲストトークでは「PRISM調査 2794人の思い ~LGBTQ+の医療の未来を変えるのは誰か~」をテーマに、高井ゆと里氏、武田裕子氏、吉田絵理子氏が登壇し、生島嗣代表が聞き手を務める。参加費は無料で、予約は不要としている。

出典

認定NPO法人ぷれいす東京/PR TIMES
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000168061.html

人権ニュース編集部

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