1.世界人権問題研究センターが、第10回世人研発ふらっとプロジェクト「平和と芸術と人権」を展示する。
2.展示期間は2026年8月3日から9月18日までで、無言館所蔵の複製画32点を紹介する。
3.戦没画学生の作品を通じ、戦争が命、表現、記憶に及ぼす影響を考える企画となる。
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公益財団法人世界人権問題研究センターは、2026年8月3日(月曜日)から9月18日(金曜日)まで、第10回世人研発ふらっとプロジェクト「平和と芸術と人権」を展示する。入場は無料で、事前申込みは不要。展示では、無言館が所蔵する複製画32点を紹介する。
無言館は、日中戦争、太平洋戦争に出征し、戦死した画学生たちの作品を収集・展示する美術館である。告知文では、無言館館主の窪島誠一郎さんの言葉として、「画家には二つの命がある。一つは生身の命、もう一つは作品にこめられた命。無言館は『もう一つの命』を守るために建てたのです」という一節が紹介されている。
今回の展示は、若くして志半ばで亡くなった画学生の「もう一つの命」を通じて、「戦争とはなにか」を考える内容とされている。戦争を、戦闘や国家間対立の問題としてだけでなく、学び、創作、生活、将来の選択を断ち切る出来事として受け止めようとする企画である。
人権教育の観点からは、戦争によって奪われるものを「生命」だけに限定しない点が重要になる。絵を描き続ける時間、作品を発表する機会、家族や友人と生きる日常もまた、個人の尊厳と深く結びついている。無言館の作品は、画学生が残した表現を通じて、戦争が一人の人生から何を奪ったのかを具体的に示す資料になり得る。
この展示は、同センターが実施する「世人研発ふらっとプロジェクト」の第10回として行われるものである。同じプロジェクトでは、映画『この世界の片隅に』上映会と、原作者こうの史代氏による講演会も案内されており、マンガ、映画、絵画を通じて平和と人権を考える構成になっている。芸術作品を入口にすることで、戦争体験を直接知らない世代にも、記憶の継承と平和教育の接点を示す狙いがある。
問い合わせ先は世界人権問題研究センター事務局。メールは jinken@khrri.or.jp、電話は075-585-5897、FAXは075-585-5898。展示「平和と芸術と人権」は、2026年8月3日から9月18日まで、無料・事前申込み不要で実施される。
公益財団法人世界人権問題研究センター「『平和と芸術と人権(第10回世人研発ふらっとプロジェクト)』2026年8月3日(月)~9月18日(金)まで展示します。」
URL:https://khrri.or.jp/news/newsdetail_2026_07_03_10202683918.html

