1.愛知県は6月9日、山田進太郎D&I財団、愛知県経営者協会とSTEM分野の女性活躍に関する連携協定を締結する。
2.女子中高生向け体験プログラム「Girls Meet STEM」と出前講座を県内で展開する。
3.協定締結式に合わせ、南山高等学校女子部の生徒と中京テレビ放送の女性エンジニアによる交流・意見交換会を行う。

愛知県は6月9日、公益財団法人山田進太郎D&I財団、愛知県経営者協会と、STEM分野における女性活躍を推進するための連携協定を締結する。締結式は名古屋市中村区の中京テレビ放送株式会社1階「Plaza C」で、午後3時から午後4時10分まで行う。
STEMは、Science、Technology、Engineering、Mathematicsの4分野を指す。愛知県は「女性が元気に働き続けられる愛知」の実現に向け、「あいち女性の活躍促進プロジェクト」を進めており、今回の協定は、理工系分野を目指す女子中高生の進路選択と、企業側の女性活躍推進を結び付ける取組となる。
連携内容は、女子中高生向けSTEM領域のツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」と、STEM領域で働く女性や学ぶ女性が学校を訪問する出前講座を中心とする。三者は、参加企業の募集、参加者の募集、STEM分野を含めた女性活躍の啓発、事業実施後の広報について協力する。
締結式には、山田進太郎D&I財団の山田進太郎代表理事、愛知県経営者協会の有馬浩二会長、愛知県の大村秀章知事、古瀬陽子副知事が出席する予定。締結式後には、南山高等学校女子部の生徒約20名と、中京テレビ放送株式会社の女性エンジニア2名による交流・意見交換会を行い、古瀬副知事、有馬会長、山田代表理事が視察する。
理工系分野への進路選択では、本人の能力や関心とは別に、「STEM分野は男性的」という固定的な性別役割分担意識が影響する場合がある。愛知県が示した出前講座は、仕事紹介や座談会を通じて、女子生徒が実際の職場やロールモデルに触れる機会を設ける内容である。県は、山田進太郎D&I財団が東京都と2025年1月に連携協定を結んでいること、宮崎県、静岡県等とも今年度締結予定であることを示した上で、経済団体を交えた三者協定は愛知県が全国初としている。
