1.徳島県は8月28日、美馬市地域交流センターで里親制度説明会を開く。
2.内容は里親制度の説明、里親による体験談、希望者向けの個別相談会で、参加には事前予約が必要。
3.里親制度の理解促進は、家庭で暮らせない子どもの養育環境を地域で支える取組となる。

徳島県は2026年8月28日午後2時から4時まで、美馬市脇町大字猪尻字西分116-1のミライズ活動のハコ美馬市地域交流センターで、里親制度説明会を開く。受付は午後1時30分から。徳島県の子育て支援ポータルサイト「とくしまはぐくみネット」は7月7日、説明会の開催を案内し、里親制度について一人でも多くの人に理解を深めてもらうことを目的に実施するとしている。
説明会は2部構成で行われる。第1部は午後2時から、里親制度の説明と里親による体験談を扱う。第2部は午後3時10分から、希望者を対象とする個別相談会を行う。参加申込はメール、電話、ファクシミリ、郵送で受け付ける。チラシでは「要予約」とし、参加申込書またはメールによる事前申込を求めている。締切は8月21日。
主催は、徳島県、こども家庭支援センターひかり、徳島赤十字ひのみね医療療育センター附属乳児院。申込・問い合わせ先は、徳島赤十字ひのみね医療療育センター附属乳児院で、小松島市中田町字新開2-2に所在する。電話は090-7167-6605で、受付時間は午前9時から午後5時まで。ファクシミリは0885-32-8822、メールはt.nyuji01@gmail.comとしている。
里親は、さまざまな事情で自分の家族と暮らせない子どもを家庭に迎え入れ、養育する人を指す。施設養護と並ぶ社会的養護の仕組みであり、子どもが家庭的な環境の中で生活経験を積むことを支える制度である。徳島県は、県内の養育里親の愛称を「すだちファミリー」としており、今回のチラシでもその名称を紹介している。
人権上の論点は、子どもが安全で安定した養育環境の中で育つ権利を、家庭だけの問題として扱わない点にある。親の病気、虐待、経済的困難、家庭内の事情などにより、子どもが実親と暮らせない場合、行政、児童相談所、施設、里親、地域の支援機関が連携して養育の場を確保する必要がある。里親制度の周知は、里親登録者を増やす入口であると同時に、社会的養護への誤解や心理的距離を小さくする啓発でもある。
ただし、今回の説明会は里親登録に必要な法定研修ではない。徳島県の案内は、里親登録を希望する場合には別途研修の受講が必要だと明記している。8月28日の美馬市での説明会は、制度の概要を知り、里親の体験談を聞き、個別相談につなげる場として開かれる。
徳島県「里親制度説明会(令和8年8月28日開催)」
URL:https://www.pref.tokushima.lg.jp/hagukumi/news/7314799
徳島県「里親制度説明会」チラシ
URL:https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/1065032.pdf

