兵庫県、単身女性の就労支援講座 7月25日に交流会

この記事のポイント

1 兵庫県は、2026年7月25日に中高年単身女性を対象とした就労支援セミナー&交流会を開く。
2 対象は、未就業または非正規雇用で、配偶者・パートナーと子どもを持たない県内在住・在勤の30代後半から60歳代の女性。
3 ライフプランとお金をテーマに、働き方や資産形成への不安を共有する少人数型の講座となる。

令和8年度中高年単身女性就労支援セミナー&交流会

兵庫県男女共同参画センター就業支援課は2026年7月25日、神戸市内の兵庫県立男女共同参画センターセミナー室で、「令和8年度中高年単身女性就労支援セミナー&交流会」を開催する。時間は10時から12時まで。対象は、未就業または非正規雇用で働く就職氷河期世代のシングル女性で、ライフプランとお金をテーマに学び、働き方や資産への不安を共有する場とする。

講師は、特定社会保険労務士、キャリアコンサルタント、ファイナンシャル・プランナーの髙見香織氏。講座名は「ミドル世代シングル女性のための“シングルならではのライフプランとこれからのお金のこと”」で、物価上昇や賃金の伸び悩みを背景に、今できる準備を考える内容となっている。参加費は無料。定員は概ね10人程度で、応募者多数の場合は抽選となる。

参加対象は、現在、未就業または非正規雇用で、配偶者またはパートナーと子どもを持たない、県内在住または在勤の30代後半から60歳代の女性。申込はチラシ掲載の二次元コードまたは兵庫県電子申請共同運営システムで受け付ける。締切は7月17日13時。問い合わせ先は兵庫県立男女共同参画センター就業支援課で、電話番号は078-360-8550。

この事業が扱う課題は、単なる再就職支援にとどまらない。単身女性の中には、家計を単独で支えながら、非正規雇用、低収入、将来の住まい、医療・介護費、老後資金への不安を抱える人がいる。配偶者や子どもを前提にした相談設計では、本人が直面する生活リスクが見えにくくなる場合もある。少人数の交流会形式は、就労支援と生活設計を切り離さずに扱うための工夫といえる。

人権上の論点は、働く機会へのアクセスと、経済的自立に関する情報を誰が得られるかにある。性別、年齢、雇用形態、家族構成が重なると、職業能力の問題ではなく、相談先の不足や孤立が就労継続を妨げる要因になる。兵庫県立男女共同参画センターが今回の講座で対象を「中高年単身女性」に絞ったことは、一般的な女性就業支援では届きにくい層へ、ライフプラン、社会保険、キャリア相談、家計管理をまとめて届ける試みである。

出典

兵庫県「令和8年度中高年単身女性就労支援セミナー&交流会の開催」
URL:https://web.pref.hyogo.lg.jp/sa01/20260725.html

関連リンク 兵庫県立男女共同参画センター・イーブン「中高年単身女性就労支援セミナー&交流会」
URL:https://hyogo-even.jp/seminar/0725tyuukounennlifemoneyplan.html

人権ニュース編集部

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