1.長野県は6月1日から7日まで、「エイズ予防ウィーク in NAGANO」を実施する。
2.主題は「検査を受ける = あなたの未来を守る」で、街頭啓発やパネル展示、資料配布を行う。
3.保健所では匿名・無料のHIV検査を実施しており、検査は予約制で、原則として迅速検査で行われる。

長野県と長野県教育委員会は6月1日から7日まで、「エイズ予防ウィーク in NAGANO」を実施する。国の「HIV検査普及週間」に合わせた取組で、エイズ・性感染症に関する正しい知識の普及啓発と、HIV・性感染症検査の周知を目的とする。主題は「検査を受ける = あなたの未来を守る」とした。長野県の発表では、期間は令和8年6月1日から7日まで、主唱は長野県と長野県教育委員会とされている。
期間中は、県内各保健所で街頭キャンペーンを行い、啓発ポケットティッシュなどを配布する。県合同庁舎、保健所、長野市や松本市の保健所、県内大学などには、パネルや資料の普及啓発コーナーを設ける。若年層を含め、日常的に医療情報へ接しにくい人にも検査や相談の情報を届ける構成となっている。
HIV検査は、県内の保健所で匿名・無料で受けることができる。検査は予約制で、事前に保健所へ連絡する必要がある。長野県によると、検査は原則としてその日のうちに結果を伝えられる迅速検査で、相談と採血を合わせた所要時間は30分程度、結果が出るまでにさらに1時間程度を見込む。検査日や連絡先は、県の別紙資料で案内している。
HIVやエイズをめぐる啓発では、感染予防や検査の呼びかけだけでなく、偏見を減らす情報発信が欠かせない。HIVは、正しい知識に基づいて予防し、検査で早期に把握し、医療につながることが重要な感染症である。一方で、誤解や差別への不安が、検査や相談をためらわせる要因になることがある。匿名・無料の検査体制は、プライバシーを守りながら医療や相談へ接続するための入口となる。
人権上の論点は、感染症に関する情報不足や偏見が、本人の健康だけでなく、就学、就労、交友関係、地域生活にも影響し得る点にある。性感染症に関する相談は、年齢や性別、性的指向、生活状況によって話しにくさを伴うことがある。だからこそ、保健所での匿名検査、大学や合同庁舎での資料展示、街頭啓発を組み合わせ、相談先を見える形にする意義がある。
長野県健康福祉部疾病・感染症対策課が問い合わせ先となる。県と県教育委員会は、6月1日から7日までの「エイズ予防ウィーク in NAGANO」を通じ、HIV検査の利用と、エイズ・性感染症に関する正しい知識の普及を進める。

