広島県、5月19日からひきこもり家族支援

広島県の令和8年度家族支援グループ「あしたの会」

広島県立総合精神保健福祉センターは5月19日、ひきこもりの本人を心配して面接相談を継続している家族を対象に、令和8年度家族支援グループ「あしたの会」を始める。会場は安芸郡坂町北新地の同センター教育研修室・システムズアプローチ室。4月、8月、12月を除く毎月第3火曜日、午前10時30分から正午まで開く。

「あしたの会」は、参加者同士がひきこもりについて話し合い、解決への糸口を共に探すグループ支援である。本人への理解を深めることに加え、家族内のコミュニケーションや、回復に向けて家族ができる関わり方を考える。フリーディスカッションの回では、参加者が自由に語り合い、問題解決のための具体的な方法を共有する。

令和8年度の日程は、5月19日、7月21日、9月15日、11月17日、1月19日、3月16日がフリーディスカッション。6月16日は第1回家族講座として「ひきこもりの理解と支援~家族はどのようにかかわっていくのか~」を扱う。講師は鳥取県精神保健福祉センター所長の原田豊氏。10月20日の第2回、2月16日の第3回家族講座は企画中としている。

6月16日の家族講座は公開講座として実施する予定で、他機関で支援中の家族や支援者も対象に含める。ひきこもり支援では、本人への直接支援だけでなく、家族が孤立せず、本人との距離の取り方や声かけを学ぶ場が欠かせない。家族だけで抱え込む状況が長引けば、本人と家族の双方に負担が重なるため、相談機関につながった後の継続的な支援の有無が生活の立て直しにも関わる。

広島県立総合精神保健福祉センターは、こころの健康に関する相談や家族教室を行う県の専門機関で、「パレアモア広島」の名称でも案内している。今回の「あしたの会」は、同センターで面接相談を継続している家族を主な対象とする。問い合わせ先は、広島県立総合精神保健福祉センター地域支援課。電話は082-884-1051。

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