1.船橋市が、不登校の小中学生と保護者を支援する「ほっとスペースけやき」を開設する。
2.相談支援は2026年8月18日、居場所の提供と体験活動は9月1日に始まる。
3.相談だけの場合は利用登録や施設見学を不要とし、最初の相談につながりやすい仕組みとした。

船橋市は8月18日、不登校の小中学生と保護者を対象とする相談拠点「ほっとスペース『けやき』」を始動する。市教育委員会による既存の不登校支援に加え、学校等には相談しづらい児童生徒と家庭に、相談と安心して過ごせる場所を提供する。居場所の利用や体験活動は9月1日に始まる。
対象は船橋市内に住む不登校の小中学生と保護者。こどもには、悩みや困りごとの相談、居場所、生活習慣に関する支援、創作活動などを通じた他者との交流機会を提供する。保護者には、家庭での接し方、公的支援制度の情報、保護者同士が悩みを共有する保護者会を用意する。
施設は船橋市高根台2丁目の高根台児童ホーム2階に設け、児童ホームとは別の専用入口を使用する。利用料は無料だが、活動内容によって材料費などの実費が生じる場合がある。居場所や体験活動を利用するには年度ごとの登録と事前見学が必要となる一方、相談だけを希望する場合は登録も見学も不要とした。
不登校の背景には、友人関係、学習、教職員との関係、心身の不調、家庭状況、発達特性などが複数重なることがある。学校への復帰だけを一律の目標にすると、休養や環境調整が必要なこどもに負担を与える場合がある。安心できる場所を確保し、本人の状態と意思を確認しながら、学びや他者との関係を再構築することが支援の中心となる。
けやきは、相談、居場所、生活面、体験活動、保護者支援を同じ拠点で扱う。学校に相談しにくいという利用者像を明示したことから、学校との関係を直ちに求めずに相談できる入口として機能するかが実務上の要点となる。船橋市は火曜日から土曜日の午前9時から午後5時まで電話を受け付け、高根台児童ホーム内の専用スペースで支援を行う。
船橋市「ほっとスペース『けやき』(不登校児童生徒等支援事業)」
URL:https://www.city.funabashi.lg.jp/kodomo/gakkou/009/p146086.html
