宮崎県、6月27日から県民人権講座6回開催

この記事のポイント

1.宮崎県は6月27日から、令和8年度県民人権講座を全6回で開催する。
2.第1回は横田拓也さんが「北朝鮮よ、姉横田めぐみを帰せ!」をテーマに講演する。
3.多文化共生、部落差別、多様な性、DVなど、複数の人権課題を県内各地で扱う。

宮崎県の令和8(2026)年度県民人権講座

宮崎県は6月27日から、令和8年度県民人権講座を開催する。主催は宮崎県、後援は宮崎県教育委員会。法務省地方委託事業として実施するもので、拉致問題、多文化共生、部落差別、多様な性、DVなどをテーマに、全6回の講座を予定している。受講料は無料で、各回定員は70人。申し込みは原則としてチラシの二次元コードから行い、メールや電話でも受け付ける。

第1回は6月27日、宮崎県防災庁舎5階防51号室で開く。講師は北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さん。演題は「北朝鮮よ、姉横田めぐみを帰せ!」。横田さんは、1977年11月に当時13歳で拉致された横田めぐみさんの双子の弟の一人で、2021年12月に家族会の3代目代表に就任し、拉致事件の解決に向けて活動している。

第2回は7月23日、公益財団法人とよなか国際交流協会の山根絵美さんが「多文化共生のまちづくり~だれもが安心・安全に暮らせるまちを考える~」をテーマに講演する。第3回は8月19日、延岡市カルチャープラザ多目的ホールで、関西大学人権問題研究室の澤井未緩さんが「部落差別と『出会う』~マイノリティ当事者のみる世界から~」を扱う。

第4回は10月16日、串間市中央公民館研修室で、弁護士法人松田共同法律事務所の塚本祥雄さんが「『ふつう』ってなんだろう?~多様な性と人権について、弁護士と一緒に考えてみませんか~」と題して講演する。第5回は11月28日、宮崎県県電ホールで、公益社団法人日本公認心理師協会会長の信田さよ子さんが「DVから考える人権」をテーマに話す。第6回は人権フェスタと同日開催予定で、日程や内容は今後、人権ホームページで案内される。

県民人権講座は、個別の人権課題を知識として学ぶだけでなく、地域生活の中で差別や排除がどのように現れるかを考える場となる。拉致問題は、被害者本人の生命・身体の自由と家族の権利に関わる重大な人権侵害である。多文化共生、部落差別、多様な性、DVは、それぞれ異なる課題でありながら、地域で安心して暮らすこと、差別を受けずに扱われること、本人の尊厳を損なわれないことに関わる。

宮崎県人権同和対策課は、各回の申し込みを開催1週間前まで受け付ける。第1回から第4回までは午後1時30分から午後4時までで、受付は午後1時から。第5回は午前10時から正午までの予定で、受付は午前9時30分からとなる。問い合わせは、宮崎県人権同和対策課啓発・研修担当が受け付ける。

開催一覧

開催日時間会場講師テーマ
第1回6月27日(土)13時30分~16時00分宮崎県防災庁舎5階 防51号室横田拓也さん北朝鮮よ、姉横田めぐみを帰せ!
第2回7月23日(木)13時30分~16時00分宮崎県防災庁舎7階 防74号室山根絵美さん多文化共生のまちづくり~だれもが安心・安全に暮らせるまちを考える~
第3回8月19日(水)13時30分~16時00分延岡市カルチャープラザ多目的ホール澤井未緩さん部落差別と「出会う」~マイノリティ当事者のみる世界から~
第4回10月16日(金)13時30分~15時10分串間市中央公民館研修室塚本祥雄さん「ふつう」ってなんだろう?~多様な性と人権について、弁護士と一緒に考えてみませんか~
第5回11月28日(土)10時00分~12時00分宮崎県県電ホール信田さよ子さんDVから考える人権
第6回未定未定未定未定人権フェスタと同日開催予定
人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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