1.宮崎県は、女子中高生向けSTEM体験プログラム「Girls Meet STEM」2026夏ツアーの参加者を募集している。
2.対象は中学1年生から高校3年生までの女子と保護者で、性自認が女性である人も含む。第1弾の申込期限は6月23日正午。
3.県と山田進太郎D&I財団の連携による同ツアーは九州初開催で、理系進路の選択肢を広げる取組となる。

宮崎県は5月26日、女子中高生向けSTEM領域体験プログラム「Girls Meet STEM」2026夏ツアーの参加者募集を始めた。公益財団法人山田進太郎D&I財団との連携協定に基づく取組で、県と同財団の連携による同ツアーは、九州では宮崎県が初開催となる。STEMは、Science、Technology、Engineering、Mathematicsの4分野を指す。
対象は、中学1年生から高校3年生までの女子とその保護者で、性自認が女性である人も含む。参加費は無料。ただし交通費等は自己負担となる。各会場の最寄り駅から会場までは無料の移動バスを運行する。主な内容は、企業のオフィスや研究所の見学、技術や仕事の体験、STEM領域で働く女性社員・研究者との座談会である。
第1弾として示された夏休み前半の宮崎県開催分では、ミネベアアクセスソリューションズ株式会社、株式会社SUNAO製薬、東郷メディキット株式会社、南日本酪農協同株式会社の4社が実施企業となる。会場は宮崎市、日向市、都城市にまたがり、日程は7月27日、7月28日、7月29日、7月31日。自動車関連技術、食品づくり、注射器製造、牛乳・乳製品の製造工程などを扱う。
定員は、ミネベアアクセスソリューションズが10人、SUNAO製薬が15人、東郷メディキットが午前・午後各20人、南日本酪農協同が80人。定員を上回る応募があった場合は抽選となる。第1弾の申込受付期間は5月26日から6月23日正午まで。第2弾として、8月17日から8月31日までの夏休み後半分は6月下旬に公開予定としている。
人権上の論点は、理系進路や技術職を「性別によって向き不向きが決まるもの」と見なす固定観念を、進路選択の段階でどう緩和するかにある。女子生徒が実際の研究・開発・製造の現場に入り、女性社員や研究者と話す機会を持つことは、理系分野を遠い世界ではなく、自分の将来の選択肢として捉えるきっかけになる。学校での教科学習だけでは見えにくい職業像を、企業現場で補う仕組みともいえる。
宮崎県の募集案内は、「なりたい仕事がまだ決まっていない」「理系と文系どちらを選択しようか悩んでいる」といった生徒と保護者に参加を呼びかけている。県生活・協働・男女参画課女性活躍推進室は、山田進太郎D&I財団との連携により、県内企業を会場にしたSTEM体験を通じて、中高生女子の進路選択の幅を広げる。
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