兵庫県、6月5日まで依存症自助グループ補助金募集

この記事のポイント

1.兵庫県は5月15日、令和8年度「依存症に関する自助グループ等活動支援事業補助金」の募集を公表した。
2.アルコール、ギャンブル、薬物の依存症に関する当事者・家族支援や啓発活動を対象に、1団体50万円を限度に助成する。
3.申請書の提出期限は6月5日必着。補助金は実績報告後に交付する精算払いとなる。

補助金

兵庫県はこのほど、令和8年度「依存症に関する自助グループ等活動支援事業補助金」の募集を開始した。アルコール、ギャンブル、薬物の依存症に関する自助グループ等が行う当事者や家族支援、正しい理解を進める活動に要する経費の一部を助成する。担当は兵庫県福祉部障害福祉課精神障害福祉班。

助成対象となるのは、令和8年4月1日から令和9年3月31日までの間に実施する活動のうち、本補助金を活用して新たに実施するもの、または既存の活動を拡充するもの。対象活動は、依存症に関する研修・セミナーの開催、相談会やミーティングの開催、正しい知識の理解を進める啓発活動のいずれかに該当する必要がある。助成金の交付限度額は、1団体につき50万円。ただし、県の予算の範囲に収まるよう減額する可能性があるとしている。

対象団体は、依存症に関する活動に取り組んでいる団体、または取り組もうとする団体で、県内に活動の本拠を置き、県内で活動を行うことが条件となる。会則または規約等を有し、団体として意思決定に基づく事業執行ができ、確実な経理処理ができることも要件に含まれる。公共団体や公共団体が設立した団体、営利活動・政治活動・宗教活動を主たる目的とする団体、他団体への資金補助や助成を内容とする活動は対象外となる。

依存症をめぐっては、本人だけでなく家族も孤立しやすい。自助グループによるミーティングや相談会は、医療・行政の支援だけでは届きにくい生活上の困難を受け止める場になり得る。今回の補助金は、当事者団体や支援団体が、地域での活動を新たに始めたり、既存の活動を広げたりする際の経費を対象にしている点が特徴となる。

申請書は、兵庫県福祉部障害福祉課あてに6月5日金曜日必着で提出する。補助対象事業が終了した後は、終了後30日以内または令和9年4月10日のいずれか早い日までに実績報告書を提出する必要がある。補助金は、実績報告書の提出後、県が内容を確認したうえで交付する精算払いとなる。申請書等は兵庫県ホームページからダウンロードできる。

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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