1.三重県が11月21日、子どもへの性暴力をテーマとするセミナーを津市で開く
2.朝日新聞論説委員の大久保真紀氏が取材を基に、被害を見過ごす社会構造を解説する
3.被害を認識する啓発と、相談・医療・司法支援への接続を一体で考える必要がある

三重県は11月21日午後1時30分から3時30分まで、津市の三重県総合文化センター内「フレンテみえ」で、女性に対する暴力防止セミナーを開く。テーマは「ルポ・子どもへの性暴力 見ないふり、気づかないふりをしていませんか?」。朝日新聞論説委員の大久保真紀氏が講師を務める。定員は50人で、参加費は無料。
大久保氏は、子どもへの性暴力を取材してきた経験を基に、家庭、学校、施設などで被害が見逃される構造や、周囲の大人がどのように気づき、対応すべきかを解説する。会場では、事前予約制の託児も実施する。対象はおおむね1歳6カ月から小学3年生までで、料金は子ども1人につき1,000円、申込期限は11月7日となっている。
性暴力は、本人の同意がない性的な行為や言動によって、身体、精神、尊厳、性的自己決定を侵害する行為を指す。刑事事件として立件される行為だけに限られない。子どもは行為の意味を理解できない場合や、相手との力関係から拒否や相談が難しい場合があるため、本人の説明だけに対応を委ねない仕組みが必要となる。
三重県は、国の「女性に対する暴力をなくす運動」が行われる11月12日から25日に合わせ、三重県総合文化センターを11月12日から12月13日まで紫色にライトアップする。セミナーと啓発表示を、被害を知る機会だけで終わらせず、相談窓口や支援機関の情報へ接続できるかも運用上の要点となる。
三重県「女性に対する暴力防止セミナーを開催します」
URL:https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0011500569.htm

