1.山梨県が8月18日、中高生や若者の居場所づくりを考えるセミナーを開く
2.高校生が運営に関わるカフェと、北杜市の商店街を活用した居場所の事例を紹介する
3.施設の設置だけでなく、若者が参加方法や運営に意見を反映できる仕組みが論点となる

山梨県は8月18日午後1時から3時15分まで、甲府市の山梨県立図書館で「中高生・若者の居場所づくりセミナー」を開く。若者本人のほか、居場所の運営者、学校関係者、行政、福祉関係者などを対象とする。
基調講演では、NPO法人河原部社の西田遥香理事長が「なぜ中高生・若者に居場所が必要なのか」をテーマに話す。県内事例として、一般社団法人SOCIAL TEMPLE代表理事の近藤玄純氏が、高校生とつくる「放課後café lab」を紹介。一般社団法人くるぐる代表理事の大輪貴登氏は、北杜市長坂町の商店街で運営する若者の居場所について報告する。
後半のパネルディスカッションには、西田氏、近藤氏、大輪氏に加え、河西彩由香氏が参加する。居場所を利用する若者の立場と、運営する大人の立場を分けず、活動の立ち上げ方や若者との関係づくりを検討する構成となっている。
子どもの居場所は、単に建物や部屋を用意することを意味しない。本人が参加するかどうかを選べること、安心して過ごせること、意見を表明できること、困った場合に支援へつながれることが、利用しやすさを左右する。大人が決めた規則や活動への参加を強く促せば、利用を避ける若者も生じ得る。子どもの権利には、保護を受ける権利だけでなく、意見を表明し、社会活動に参加する権利も含まれる。
山梨県は、県内2カ所の実践報告とパネルディスカッションを通じ、地域、学校、福祉の関係者が中高生・若者の居場所づくりを検討する場を設ける。
山梨県「中高生・若者の居場所づくりセミナー」
URL:https://www.pref.yamanashi.jp/release/kodomo-fukushi/0808/ibasyodukurisemina.html

