1.埼玉県は、「日本語を母語としないこどもと保護者のための高校進学相談会2026」の参加者を募集する。
2.相談会は2026年8月8日、さいたま市大宮区のソニックシティビル4階市民ホールで開かれる。
3.英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、ベトナム語、ネパール語などで高校入試や学費を相談できる。

埼玉県県民生活部国際課は2026年6月30日、「日本語を母語としないこどもと保護者のための高校進学相談会2026」の参加者募集を発表した。開催日は8月8日。会場は、さいたま市大宮区のソニックシティビル4階市民ホールで、第1回は午後1時から2時30分まで、第2回は午後3時から4時30分まで行う。第1回と第2回は同じ内容で、参加費は無料。申込期間は7月1日から7月27日までで、県ホームページの申込フォームから受け付ける。
相談会では、高校の入学試験や高校生活について、多言語で相談できる。内容は、学校ブースでの個別相談、奨学金・学費の相談、日本語教室に関する相談など。対応言語は、日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、ベトナム語、ネパール語で、該当する言語がない場合は、やさしい日本語で対応する。外国語での問い合わせ先として、埼玉県国際交流協会の電話番号も案内されている。
県公式ページでは、2026年度の参加予定高校として、埼玉県立岩槻高校、埼玉県立戸田翔陽高校、埼玉県立南稜高校、埼玉県立羽生高校、埼玉県立吹上秋桜高校、埼玉県立吉川美南高校、埼玉県立和光国際高校を掲載している。全日制と定時制の高校が含まれており、進学先の選択肢を具体的に確認できる構成になっている。参加予定高校は今後増える可能性があるとも記載されている。
埼玉県は、高校進学の資料、出願資格認定の資料、奨学金の資料を、日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、ベトナム語、ネパール語で公開している。相談会に参加する場合は、事前に高校進学や学費に関する動画を見るよう案内している。対面相談だけでなく、事前学習用の資料と動画を組み合わせている点は、保護者が日本の高校制度を理解するうえで実務的な支援になる。
人権上の論点は、言語の壁が進路選択の不利益につながらないようにする点にある。高校進学では、入試制度、出願資格、学費、奨学金、定時制・全日制の違いなど、家庭が短期間で理解しなければならない情報が多い。日本語を母語としない子どもや保護者にとって、制度情報が日本語だけで提供される場合、学力や意欲とは別の要因で進路が狭まるおそれがある。多言語の相談会は、教育を受ける機会と進路保障を支える取組として整理できる。
県は、2026年に川口市、所沢市、川越市、深谷市、富士見市でも同様の高校進学ガイダンスが無料で開かれると案内している。8月8日の大宮会場では、埼玉県県民生活部国際課多文化共生担当が窓口となり、日本語を母語としない子どもと保護者に向けて、高校入試、学校生活、学費、奨学金、日本語学習を一体的に相談できる場を設ける。
PR TIMES「【埼玉県】『日本語を母語としないこどもと保護者のための高校進学相談会2026』の参加者を募集します」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001001.000104306.html
埼玉県「高校進学相談会」
URL:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0306/kokoguidance.html
