1.栃木県内の幼稚園、保育所、小中高校などへ供給される200ミリリットル牛乳パックに、いじめ相談窓口の広告を掲載する。
2.グリコマニュファクチャリングジャパン那須工場など、県内へ学校給食用牛乳を供給する6事業者が協力する。
3.「こどもの人権相談」強化週間中は、平日の電話受付を午後7時まで延長する。

栃木県人権啓発活動ネットワーク協議会は、2026年8月28日から9月3日までの全国一斉「こどもの人権相談」強化週間に合わせ、学校給食用の牛乳パックへ「いじめ防止広告」を掲載する。対象は、県内の幼稚園、保育所、小学校、中学校、高等学校などに供給される200ミリリットルのパック牛乳。児童や生徒が日常的に手に取る給食の容器を使い、相談先を直接知らせる。
広告には「いじめでこまったら…」との言葉と、法務省の「こどもの人権110番」の電話番号「0120-007-110」を記載する。人権イメージキャラクターの人KENまもる君も配置した。牛乳パックの形状によってレイアウトは異なるが、相談窓口の名称と電話番号をパックの側面から確認できる。
掲載に協力するのは、グリコマニュファクチャリングジャパン株式会社那須工場、栃木乳業株式会社、栃木明治牛乳株式会社、栃酪乳業株式会社、針谷乳業株式会社、両毛酪農業協同組合の6事業者。供給開始日と掲載期間は事業者ごとに異なる。栃木県は広告を掲載する牛乳パックの総数や、配布対象となる学校・施設数を公表していない。2025年度にも同じ6事業者による掲載が行われており、学校給食を通じた啓発は継続的な取組となっている。
強化週間中は、法務局職員または人権擁護委員が、いじめ、嫌がらせ、強制・強要、暴行、虐待など、こどもをめぐる相談に電話で対応する。受付時間は平日が午前8時30分から午後7時まで、土曜日と日曜日が午前10時から午後5時まで。通常より受付時間を延ばし、学校の夏休みが終わる前後に相談しやすい体制を設ける。
いじめの被害を受けているこどもが、教員や保護者に直ちに事情を話せるとは限らない。相談窓口を牛乳パックに載せる方法は、特別な資料を受け取ったり、相談サイトを自ら検索したりしなくても、給食の時間に電話番号を目にできる点に特徴がある。ただし、学校や家庭で電話をかけられる場所と時間を確保できなければ、番号を知るだけで相談には結び付かない。栃木県人権啓発活動ネットワーク協議会には、6事業者による牛乳パック広告と、学校における相談方法の周知を接続する運用が必要となる。
栃木県「学校給食として供給される牛乳パックへの『いじめ防止広告』掲載について」
URL:https://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/houdou/houdou/2026jinken_milk.html
に東部コミュニティーセンターで行われた「第3回-人権学習講座-更生保護のこころ」.jpg)
