注目

司法・制度

らい予防法廃止7年後の宿泊拒否 旅館業法に残る教訓

2003年、菊池恵楓園のハンセン病元患者が熊本県内のホテルから宿泊を拒否された。らい予防法廃止後にも起きた差別と行政処分、2023年改正旅館業法に受け継がれた差別防止策を検証する。
司法・制度

ハンセン病特別法廷95件認可 司法の差別と菊池事件

この記事のポイント1.ハンセン病を理由とする裁判所外での開廷場所指定は96件上申され、95件、99%が認可されていた。2.最高裁判所は2016年、長期間の開廷場所指定に「誤った差別的な姿勢」があったとして患者・元患者や家族に謝罪した。3.菊...
司法・制度

ハンセン病理由の優生手術1551件、中絶7696件 療養所記録を再調査

旧優生保護法下でハンセン病を理由とする優生手術1,551件、人工妊娠中絶7,696件が記録された。1915年から続いた療養所の断種政策と、2026年に始まった国立療養所の記録再調査を検証する。
司法・制度

刑務所出所時2179人に帰住先なし 再出発を阻む住居の壁

2024年の刑務所出所者1万5,069人のうち2,179人、14.5%が適切な帰住先を確保できなかった。更生保護施設、自立準備ホーム、居住支援法人の制度から、出所後の住まいと再犯防止の課題を検証する。
司法・制度

避難所の女性暴力対策44.3% 防犯ブザー備蓄13%

避難所マニュアルに女性への暴力・セクハラ防止策を記載する自治体は44.3%。防犯ブザー等の備蓄は13.0%だった。能登半島地震の対応から、大規模災害時の性暴力・DV防止と避難所の安全設計を検証する。
司法・制度

大規模災害で問われる避難所の人権 20人にトイレ1基を国基準に

大規模災害で避難所は命を守れば十分なのか。能登半島地震を受け、国は20人にトイレ1基、パーティション・簡易ベッド、温かい食事などを基準に盛り込んだ。避難生活の健康、プライバシー、福祉、安全を人権の面から検証する。
福祉

能登地震、関連死513人 直接死228人の2倍超

能登半島地震で石川県の災害関連死は2026年8月末に513人となり、直接死228人の2倍を超えた。認定事例の82%が80歳以上だった実態から、避難後の医療・介護・福祉を途切れさせない災害対策を検証する。
教育

塙保己一と学問へのアクセス 群書類従から読書バリアフリーへ

全盲の国学者・塙保己一が完成させた「群書類従」を起点に、江戸期の学問環境から読書バリアフリー法、障害者情報アクセシビリティ法制まで、障害と情報アクセスの変化をたどる。
福祉

石井十次が築いた孤児救済の原型 岡山孤児院から社会的養護へ

岡山孤児院を創設した石井十次の児童救済を、明治期の委託制度から現在の里親・児童養護施設、子どもの権利条約までたどり、社会的養護の変化を整理する。
司法・制度

松本治一郎が変えた部落差別への向き合い方 水平社から現代法制まで

全国水平社を率いた松本治一郎の生涯から、1922年の水平社宣言、1965年の同和対策審議会答申、2016年の部落差別解消推進法まで、部落差別に対する制度の変化をたどる。