1.虹色ダイバーシティがGREEN×EXPO 2027の運営にLGBTQ+への配慮を求めた
2.大阪・関西万博で蓄積した性的指向・性自認に関する対応経験の継承を要請した
3.要望項目と実施状況を公開し、会場運営に反映する工程を示せるかが論点となる

認定NPO法人虹色ダイバーシティは、2027年国際園芸博覧会協会のサステナビリティ推進部に対し、GREEN×EXPO 2027の運営でLGBTQ+に配慮するよう求める要望書を提出し、意見交換を行った。横浜を拠点に活動するNPO法人SHIPの星野慎二氏も参加した。
虹色ダイバーシティは、2025年大阪・関西万博に向け、性的指向や性自認に関する環境整備を働きかけてきた。今回の要望では、その過程で得た対応経験や知見を、2027年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会へ引き継ぐことを求めている。団体は、万博での取組を整理し、他の大規模イベントにも共有できる形にするとしている。
LGBTQ+への対応は、象徴的なメッセージの掲示だけで完結しない。来場者、職員、ボランティア、出展者が利用する施設、申込書類、研修、相談窓口、差別的な言動が生じた場合の対応など、運営全体を点検する必要がある。性のあり方を本人の同意なく確認したり、公表したりしない情報管理も欠かせない。
虹色ダイバーシティの公表ページでは、要望書に記載した個別項目や、博覧会協会側の回答内容は示されていない。そのため、どの設備や運用の変更を求めたのか、実施主体と期限が設定されたのかは確認できない。今後の検証には、要望内容、対応方針、相談・救済経路を具体的に公開することが必要となる。
虹色ダイバーシティは、大阪・関西万博で得たLGBTQ+対応の経験を体系化し、GREEN×EXPO 2027を含む大規模イベントの運営へ共有するとしている。
認定NPO法人虹色ダイバーシティ「GREEN×EXPO 2027への要望書提出」
URL:https://nijiirodiversity.jp/12733/

