秋田県、認知症サポート医研修の受講者募集 初回5月25日締切

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秋田県は5月11日、令和8年度認知症サポート医養成研修の受講者募集を始めた。第1回研修は東京都で7月25日に実施し、受講希望者から勤務先医療機関が所在する市町村への申込期限は5月25日。県は、認知症診療に習熟し、かかりつけ医への助言や専門医療機関、地域包括支援センターとの連携を担う医師を養成することで、発症初期から医療と介護が一体となった支援体制を地域に整えるとしている。

研修は、eラーニングと集合研修を組み合わせて実施する。集合研修は全5回で、第1回が7月25日に東京都、第2回が9月12日に兵庫県、第3回が10月24日に東京都、第4回が11月28日に福岡県、第5回が令和9年1月16日に愛知県で開かれる。集合研修はいずれも午後半日程度で、受講者は事前のeラーニングを終えた上で、5回のうちいずれか1回に参加する。

対象は、秋田県が秋田県医師会と相談の上、地域で認知症の診療や早期発見に携わっている医師、または認知症サポート医の役割を適切に担える医師として適当と認めた人とする。研修修了後は、かかりつけ医などへの相談・助言、地域医師会と地域包括支援センターの連携づくり、認知症対応力向上研修の企画立案や講師などを担う。申込みは、受講申込書と別紙を勤務先医療機関が所在する市町村に提出する。

認知症施策を人権面から見ると、早期診断や医療連携は、本人の尊厳、意思決定、地域で暮らし続ける権利に直接関わる。認知症の人が、診断の遅れや支援機関の分断により、必要な医療、介護、生活支援につながらない場合、本人だけでなく家族の生活にも影響が広がる。認知症サポート医は、専門医療機関だけで完結しない地域医療の接点として、かかりつけ医、地域包括支援センター、市町村の支援を結び直す役割を持つ。

受講決定は先着順ではなく、国立長寿医療研究センターによる決定後、市町村を通じて受講希望者に通知される。研修受講料は、県の規程に基づき、予算の範囲内で県が負担する。秋田県長寿社会課は、受講希望者に募集要項を確認した上で、市町村の認知症施策担当課に書類を提出するよう案内している。

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