1.山口市が9月12日、定員20人の「働くきっかけ応援セミナー」第2回を開催する
2.託児5人に加え、必要に応じて手話通訳・要約筆記へ対応し、受講前の参加障壁を減らす
3.キャリアコンサルティングは職業能力開発促進法に基づく国家資格制度であり、アロマ体験とは機能を分けて理解する必要がある
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山口市は2026年9月12日午前10時から正午まで、山口市男女共同参画センター「ゆめぽぽら」で「働くきっかけ応援セミナー」の第2回を開催する。テーマは「アロマ×キャリアコンサルティング」で、定員は20人、山口市在住者を優先する。託児は5人まで受け付け、手話通訳と要約筆記にも必要に応じて対応する。主催は山口市、運営は任意団体kikkakeで、国家資格キャリアコンサルタントの小西凡子氏とアロマ空間デザイン株式会社代表取締役の山﨑美穂氏が講師を務める。
市の報道資料は、家計負担や収入、今後の働き方について考える人を参加対象として想定し、アロマスプレーづくりを入り口に自分のキャリアや生活を振り返る内容としている。ここでは、アロマはワークショップの手法として扱われている。市資料はアロマによって就労状況や心理状態が改善するといった医学的効果を示しているわけではないため、キャリア支援の専門的な機能とは切り分けて読む必要がある。
キャリアコンサルタントは、職業能力開発促進法に基づく名称独占の国家資格である。厚生労働省はキャリアコンサルティングを、労働者の職業選択、職業生活設計、職業能力の開発・向上について相談に応じ、助言・指導を行うことと説明している。資格登録には試験合格等が必要で、登録後も更新制度がある。したがって、今回のセミナーは単なる自己啓発イベントではなく、法制度上の専門職が職業生活に関する相談・整理を担う要素を含んでいる。
制度利用の入口という点では、託児5人、手話通訳、要約筆記への対応も重要な設計要素となる。就労支援を用意しても、育児を担う人や情報取得に配慮を必要とする人が会場へ到達できなければ、実際の利用には差が生じる。ただし、定員20人、託児5人という小規模事業であり、希望者が枠を超えた場合の状況までは公表資料から分からない。山口市が参加申込数、託児利用、情報保障への要望などを次回以降の設計へ反映できれば、「講座を実施したか」だけでなく、「必要な人が参加できたか」という実務面から事業を評価できる。
山口市「働くきっかけ応援セミナー」
URL: https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/16/198779.html
山口市「働くきっかけ応援セミナー」報道資料
URL: https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/125332.pdf
厚生労働省「職業能力開発促進法」
URL: https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=76001000&dataType=0
厚生労働省「キャリアコンサルタント」
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/career_consultant01.html

