1 守山市は8月18日、「イライラはどこから?心地よい人と人との関わり」をテーマに人権講座を開く。
2 えんぱわめんと堺/ES代表理事の北野真由美氏が講師を務め、多様性と相互尊重を扱う。
3 守山市要保護児童対策協議会との共催で、事前申込みと参加費は不要。中学生以上を中心に誰でも参加できる。

守山市地域総合センターは2026年8月18日、「イライラはどこから?心地よい人と人との関わり」と題した人権講座を開く。会場は守山市矢島町の地域総合センター遊戯室で、開催時間は午後3時から4時30分まで。参加人数によっては研修室へ変更する。事前申込みと参加費は不要で、市内外を問わず参加できる。市は対象として市民、中学生以上、親子・家族などを挙げている。
講師は、NPO法人えんぱわめんと堺/ES代表理事の北野真由美氏。講座では、日常生活で生じる「イライラ」を入り口に、人と人とが心地よく関わるための考え方を取り上げる。守山市は、お互いの人権を尊重し、多様性を認め合う社会を目指す講座と説明している。発表資料には具体的な講演項目までは記載されていないため、怒りの管理技法や特定の心理療法を扱うとまでは確認できない。
えんぱわめんと堺/ESは、子どもの権利、多様性、暴力の防止を活動の柱とする団体である。1997年に「堺CAPプロジェクト」として発足し、2002年にNPO法人となった。学校や地域で、子どもへの暴力防止を扱うCAPプログラムのほか、人権、性、児童虐待防止に関するワークショップを実施している。北野氏は代表理事として、未就学児から高校生、保護者、教職員、地域住民を対象とする人権教育に携わってきた。
今回の第5講座は、守山市要保護児童対策協議会との共催となる。同協議会は、児童福祉法第25条の2に基づき、要保護児童や保護を必要とするおそれのある児童の早期発見と適切な対応を目的に設けられた。守山市、教育委員会、滋賀県中央子ども家庭相談センター、守山警察署、守山市社会福祉協議会、医師会、学校、保育関係者などで構成し、情報交換、支援方策の検討、広報・啓発、研修を担う。
ただし、本講座を児童虐待の専門研修だけに限定して捉えるのは適切ではない。市の案内は広く市民の参加を認め、主題も人間関係と相互尊重に置いている。感情そのものを否定するのではなく、自分の感情が相手への言葉や態度にどのようにつながるかを考えることは、家庭、学校、職場、地域における暴力や威圧的な関係を防ぐ基礎となる。
守山市地域総合センターは、2026年6月から2027年3月までに全12回の人権講座と、動画配信による1講座を予定している。第5講座もこの年間事業の一つで、地域総合センターは、人権に触れ、考える機会として参加を呼びかけている。8月18日の講座は申込みを必要とせず、当日に守山市地域総合センターを訪れれば参加できる。
守山市「2026年度人権講座第5講座を開講します」
URL:
https://www.city.moriyama.lg.jp/kanko_event_manabi/jinken/1002785/1008489/1014965/1015460.html
参考資料
守山市「2026年度地域総合センター『人権講座』前期プログラム」
URL:
https://www.city.moriyama.lg.jp/kanko_event_manabi/jinken/1002785/1008489/1014965/1014966.html
参考資料
守山市「守山市要保護児童対策協議会設置要綱」
URL:
https://www2.city.moriyama.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/i400RG00001496.html
参考資料
NPO法人えんぱわめんと堺/ES「えんぱわめんと堺について」
URL:
https://www.npo-es.org/about.html
