注目

司法・制度

荻野吟子が開いた医師への門戸 1885年から医学部入試差別まで

日本初の公許女性医師となった荻野吟子。1880年代の医術開業試験から2018年の医学部不適切入試、2024年の女性医師比率まで、教育・資格へのアクセスの平等からその生涯を読み解く。
教育

都立高の地毛証明書20校からゼロ 校則変更は全国91%

公立中高の91.1%が2019年度以降に校則を制定・変更し、服装は646校、頭髪・化粧は450校で見直された。都立高校では地毛証明書が20校からゼロに。生徒の意見聴取と子どもの権利から校則改革を検証する。
司法・制度

JR九州駅無人化訴訟、請求棄却 福岡高裁で移動の自由争う

九州の駅無人化をめぐり、大分地裁は2026年4月、障害者らの請求を棄却した。判決が認めた利用条件の差、合理的配慮の「過重な負担」、福岡高裁で続く争点を整理する。
福祉

個別避難計画、52%自治体で作成率2割以下 福祉避難所への直接避難に壁

個別避難計画は全市町村で作成が始まった一方、52.3%の自治体では対象者に対する作成率が2割以下。福祉避難所2万6,784か所への直接避難と、障害者・高齢者を災害から取り残さない制度の課題を検証する。
司法・制度

無戸籍5,133人把握 民法改正後も残る「出生登録」の壁

法務省は無戸籍者を累計5,133人把握し、2025年3月までに4,433人が戸籍に記載された。2024年の嫡出推定制度改正で何が変わったのか、無戸籍でも利用できる行政サービスと残る課題を整理する。
注目

生活保護の扶養照会 親族への連絡は申請条件ではない

生活保護を申請すると必ず親族へ連絡されるのか。扶養は保護開始の要件ではなく、10年程度の音信不通やDV、虐待、著しい関係不良では扶養照会を行わない場合がある。2026年度の運用と自治体実績から整理する。
司法・制度

精神科病院の虐待260件 初の全国集計で患者413人

精神科病院の虐待を初めて全国集計。2024年度は260件が認定され、被虐待者は413人、身体的虐待は158件だった。身体拘束との違い、行政対応、新たな全国調査から権利擁護の課題を検証する。
司法・制度

育成就労、8分野で転籍制限2年 技能実習の課題は変わるか

2027年4月開始の育成就労制度では本人意向による転籍が可能になる一方、介護や建設、外食など8分野では原則2年の転籍制限が残る。技能・日本語要件と技能実習制度からの変更点を検証する。
司法・制度

医療的ケア児、登下校54%で保護者付き添い 改正法は修学旅行まで明記

医療的ケア児1万1,523人が学校に在籍する中、特別支援学校では54.0%が登下校時に保護者等の付き添いを受ける。2027年4月施行の改正法と、スクールバスや修学旅行に残る参加の壁を検証する。
注目

郵便投票、要介護者は「5」のみ 投票機会に残る壁

郵便等による不在者投票は、介護保険では要介護5に対象が限定されている。要介護3・4への拡大が2017年に提言されながら実現していない現状を、代理投票や自治体の投票支援、障害者権利条約とともに検証する。