1.厚生労働省が2026年度の自殺対策広報資料を公開した
2.9月10日から16日の自殺予防週間に全国でポスターを掲示する
3.相談窓口、ゲートキーパー、SNS広告、動画を組み合わせて情報を届ける
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厚生労働省自殺対策推進室は、2026年度の自殺対策に関する広報資料を公開した。9月10日から16日までの「自殺予防週間」に向けたポスターのほか、ゲートキーパーを説明するリーフレット、動画、SNS用バナーなどを掲載している。
自殺対策基本法は、毎年9月10日から16日までを自殺予防週間、毎年3月を自殺対策強化月間と定めている。期間中は、国、地方公共団体、関係団体などが連携し、「いのち支える自殺対策」を掲げて相談窓口や支援策を周知する。
2026年度のポスターは、関係府省庁、自治体、関係団体、鉄道各社などを通じて全国に配布する。リーフレット「ゲートキーパーになろう!」は、家庭、職場、学校などで自由に印刷して配布できる。ゲートキーパーは、悩みを抱えた人の変化に気付き、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなぐ役割を担う。
インターネット上では、「その心の声を、聴かせてください。」と題した15秒版と6秒版の動画を配信する。Facebook、X、LINEなどのSNS広告やバナーも使用する。厚生労働省の情報サイト「まもろうよ こころ」では、電話、SNSなどによる相談先や、啓発に利用できる画像・PDFをまとめている。
自殺対策の広報では、「命を大切に」と呼びかけるだけでなく、どのような状態になったとき、どこへ相談できるかを具体的に示す必要がある。本人が自分から支援を探せない場合もあるため、家族、同僚、教職員など周囲の人が変化に気付き、相談機関へつなぐ仕組みが欠かせない。
ただし、ゲートキーパーは、周囲の人に治療や問題解決を担わせる制度ではない。話を聴いた人が責任を一人で抱えず、医療機関や公的相談窓口など専門的な支援へつなぐことが基本となる。相談を受けた側への情報提供や支援も、自殺対策の実務に含まれる。
厚生労働省は、自殺予防週間のポスター、リーフレット、動画、SNS広告を組み合わせ、公共施設、交通機関、家庭、学校、職場など複数の経路から相談情報を届ける。各自治体や関係団体は、公開された資料をダウンロードし、それぞれの広報や研修に使用できる。
厚生労働省「令和8年度の広報の取組について(自殺対策)」
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/r8_torikumi.html

